吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

赤と青

2007年07月11日 | 趣味
警告!

今回はヘビの話であり、記事内のリンクはヘビの写真です。
苦手な方は、ご遠慮ください。

先日、家内が大家さんからヘビをもらって来ました。
造園業の大家さんが現場で捕まえたのを、ペットボトルに入れて持ち帰っていたのです。
で、それを家内が貰い受けた、と。
ほんと、そういうのを貰って来るからエラいですよ。

そのヘビが何なのか判らなかったので、さっそくネットで調べたところ、アオダイショウの幼蛇(ようだ:子供のヘビ)とわかりました。
みーちゃん(ジムグリ)もそうなのですが、ヘビは子供と大人とでは体の模様が大きく変わるものが多くいます。
シマヘビの子供もまだらですし。
僕もアオダイショウの子供は初めてでした。

僕はヘビは嫌いではありません(いうまでもなし)が、ヘビ臭いのは好きではありません。
ジムグリは、このヘビ臭さがありません。
アオダイショウやシマヘビはクッサいはずなのですが、こいつは臭くありません。
調べたところ、あの臭いは体臭ではなく、ヘビが危険を感じた時に臭腺から分泌するものだそうな。知らなかった。
つまり、このヘビは危険や敵対心を感じていないというわけです。
なんか、とても良い子なのです。木や壁さえも登るという筋肉はジムグリよりもずっと発達しているようです。
伸ばせば1メートル近いと思われますが、大人しいものです。なんかかわいい…。

ペットボトルじゃかわいそうだというので、家内が少し土を入れた水槽を用意しました、しばらく様子を見てみようかということになりました。
この調子でみーちゃんは去年の10月からうちに居ます。
アオダイショウは、ジムグリからすれば、ずっと飼い易いようです。
えっ、やっぱり飼うの?

みーちゃんは人気があるようで、知り合いに合った時などよく聞かれます。
はい、元気です。ただ、今は脱皮前なので、じっとしています。
今度でうちに来てから4回目の脱皮です。

みーちゃん

ジムグリの特徴である、四角い鼻先がよくわかりますね。
フラッシュを使ったせいで、鮮やかに写っていますが、脱皮前なので普段よりはくすんだ色です。

みーちゃん腹側

市松模様といわれますが、鍵盤のようでもありますね。

アオダイショウ、名前はまだない。クニエとか(爆)。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ひぐちあきお)
2007-07-12 08:33:43
みーちゃん、写真で見ると笑ってるみたいでいいですね。アオダイショウの邦衛は最高ね(笑)。唇を突き出し気味に「そ。オレってちょっと、ナイスな感じ」なんていってもらいたい。
返信する
ヘビの名前 (ひろなん@風琴屋)
2007-07-12 13:30:33
ひぐちさん、ようこそ!

山楝、地潜、青大将、蝮…。
古くから、日本人の身近にいたヘビ達の名前のなんとゆかしきことか!
明治以降の、「~ヘビ」という学術的なネーミングよりもずっと良いですね。
多分、江戸以前は、「蛇」という言葉は禁忌に触れるものだったのでしょう。

かわいそうなのはシマヘビで、そのまんま、ひねりのないこと。
身近度ではトップクラスだったと思われるので、一般名詞的な、長虫、長物、口縄などはこいつを指したもので、それゆえ固有の名前を与えられなかったのではないかと推察しております。

クニエってカタカナで書くと、なかなか無国籍、無性別で良いかなと思うのですが、どうせ「あおちゃん」あたりにお落ち着くのでしょう。
返信する

コメントを投稿