最近増えて来たゲストハウス。
泊まってみました。北九州と京都で。
ここでいうゲストハウスいうは、昔の簡易宿泊所、通称ドヤに近いものです。
部屋はドミトリールームと呼ばれるもので、大部屋、またはそれを仕切った部屋に二段ベッドが並んでいるというかたちです。
シャワー、トイレは共同。
最近のゲストハウスのスタイルは共同のリビングスペースにキッチンがあって冷蔵庫があってというものです。
ホステルというのも同様です。
ただ、昔のドヤと違うのは、外国人ツーリストをかなり意識していて、彼らと積極的に交流することを目的としているようです。
外国では昔からあって、僕も若い頃は利用したものです。
まずは北九州は小倉。タンガテーブル
あああ~、このゲストハウス感が堪らん。アジア、ヨーロッパを回った時のあの感じがよみがえる。
施設が新しいので、ベッドもトイレもキレイでした。
チェックインの時に書く個人情報の紙に宿泊理由を選択するところがありました。
遊び・仕事・家に帰りたくないから
だって。
【家に帰りたくないから】ってのは見たことないなあ。
レセプションのおねいさん(その人も旅人の雰囲気だった)に尋ねたら、
「結構いらっしゃるんですよ。家に帰りたくないって方、夫婦喧嘩とか……」
へぇ~。面白い。
でも、何らかの理由で家に居場所が無くなるってことは、必ずしも笑い事では済まないこともあるかもしれない。
緊急時のシェルター(避難所)的な役割もあるかもしれない。
こういうオープンな環境が何かの救いのきっかけになるかもしれない。
ここには4泊したのだけれど、生憎シーズンオフで宿泊客が少なかったことと、小倉にはよく知った飲み屋があって、つまり毎日よく飲んで、帰ったらバタンキューだったので他の人と交流する機会がなかったのでした。残念。
次は京都。京都っ子
京都はさすが国際観光都市で、ゲストハウスも多数あります。
今回は二条城近くが良かったのでここに。
京都のコインパーキング安っ。街の真ん中なのに24時間900円でした。
うん。この感じ良いね。
ここでも残念ながら他の客は少なく、僕も深夜まで飲んでいたので、特に交流なし。1泊だけだったし。
とまあ、素敵な出会いもネタも無かったわけですが、非常に気に入ったのでした。
特に京都は距離も手頃だし。
古い町家を改造したゲストハウスも多いようです。それも興味深い。
京都は修学旅行以来だし、この歳になっての視点で見てみたいですね。
いいよなあ。色んな国から来た、色んな年齢、立場の人たちと話して飲んで。
旅の道具はバイクが良いなあ。
そういえば、九州から長野への移動中も結構カブで旅っぽい人たちを見かけたな。
うちには'87年式スーパーカブ90があるけど、ほんとはもっとボロいバイクの方が楽しいね。
2ストの混合給油とか。故障しなきゃツマラン!
カブはその点優秀過ぎるな。
雨に降られるのも良いねえ。
防水の弱った雨具で雨が染み通ってガタガタ震えたりしてね。
こうして書いてみると、オレってM?
山梨、長野も観光県ではある(素直に【である】と断定しにくい)ので、結構ゲストハウスはあるようです。
自宅近くであってもたまにはそういうところに泊まってみるのも良いかもしれませんね。
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