吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

今年のアシナガバチは

2013年09月12日 | 趣味

今年も仕事場のアシナガバチの巣は……。



今年は二つの巣を確認したのですが、一つは放棄されたようです。
直射日光の当たるガルバリウムの壁だったから、夏は焼け死ぬ熱さになったでしょう。

もう一つは入口近くの軒下で、環境は悪くないと思われたのですが、久しぶりに仕事場に来てみると、巣が荒らされていました。
恐らくヒメスズメバチによるものではないかと。

いつも思うのですが、スズメバチ類のネーミングはおかしい。
最大種のオオスズメバチは良いのです。文句なく大型です。
普通、ヒメ~という名前は小さいものに付けられるものですが、ヒメスズメバチはオオスズメバチに次ぐ大型種です。
その次に大きいのはコガタスズメバチです、コガタとはいえ十分大きくキイロスズメバチより大きいです。
ただ、巣の大きさでは2位以下は、キイロ>コガタ>ヒメです。
巣の大きさで名前を決めたのか?

巣を荒らされたアシナガバチは元気がなく、巣の上に集まっています。
昼間は巣から離れたりもするのですが、飛ばずに歩いて巣から少し離れたところでじっとしています。
完全に活力を失っているように見えます。

例年、仕事場にアシナガバチが巣を作りますが、ほぼ秋を待たずに全滅します。
巣が落とされていたり、巣だけ残して居なくなっていたりしますが、襲撃を受けた後残留した例は初めてかも知れません。

すでに死を待つだけのようなので、そのまま放置しておきましょう。


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