吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

ひげ剃りにこだわってみる

2017年11月29日 | モノ

ずっと付き合わなければならない道具、だのに使い捨てばかり使ってきました。

別に機能的にはどんな安物でも問題ありませんし。

この前、近所の温泉に行った時、久しぶりに見たのです。両刃ホルダーというヤツを。
思い出した幼い頃の記憶。
親戚の家に泊まりに行った時、洗面所にあったこれを見つけて、いったいどうやって刃を換えるのかがわからなくて、長い時間色々いじって、ついに柄の下のところを回すのだと気づいて、何度も何度もやってその動きの不思議さに見入ったものでした。
その後、危ないと取り上げられたわけですが。

そこで、さっそくネットで検索。
実は現在では絶滅危惧種であることを知りました。
近所のスーパー、ドラッグストアにはありませんでしたが、どこでも替刃は売っていました。
購入の条件と候補は……

  1. バタフライ式であること。これは好みの問題。
  2. プラスチック反対!
  3. 出来れば国産。未だにこういうものを作ってる企業を応援したいからね。
  4. あまり高価でないこと。

この条件で選択肢ナシで「ニッキークラシックダブル 両刃カミソリホルダー 日本利器工業」に決定。
メーカーサイト 日本利器工業

ここから直売サイトエッジプラスのヤフー店かアマゾン店に入ると見られます。
ってゆーか、プロダクツのリンクには出てないし、製品にメーカーの住所も名前も書いてない。
真剣に商売する気あるのか?心配になるぞ?

さて、届いた製品を見てみましょう。

そっけないパッケージ。裏面には使い方と注意事項のみ。色は2種類、シルバーとこれ、ブラックシルバー。

ズシッと重い。すげー!美しい仕上げ!

ヘッド部分も美しい!刃押さえが左右に広がるところが「バタフライ」の由来。

細部、裏側もすべて美しい。

いや、いやいやいや、すごいよこれ。
5枚刃だとか首振りだとかもうどうでも良いわ。幸い替刃はどこでも手に入るし。

この手のひげ剃りのヘッド形式はこのバタフライ式の他にヘッド分解式があって、精度や確実性ではそちらの方が合理的ではあります。
で、実はそのタイプにもワタクシ少しくこだわりがありまして、購入してしまいましたの。
近々紹介しますわね。

 

 



 




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