吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

吹っ切れた男

2020年01月18日 | 自分のこと

また最近ブログがお留守ですね。

FBの方ではよくつぶやいているのですが、FBを使用していない方々には僕の生存情報が見えてこないという話がありました。
何しろ年末に心臓手術(カテーテル手術なので胸を切開などはしていません)をしているので、マジで生存が危ぶまれているようです。

現在の状態はどうかというと、仕事場に泊まって朝から夜まで元気に仕事しています。
体調は好調。
不整脈で手術を受けることを選択したわけですが正解だったようです。
目まいがしない、ダルくない、息が楽。

11月の半ばに手術を決意して、当初11月末に手術の予定だったのが術前検査で左肺の静脈が共通幹(クルマ的に言うと集合管みたいなの)だったので、より容易なバルーンによる施術が出来ず、12月9日に術日が変更になりました。
全身麻酔は圧倒的に楽なのですが、一方で眠っている間に死んだらという不安はありました。
麻酔から気づくと真っ白な空間できれいな女の人が
「神の手違いであなたは死にました。超すごい能力を与えますので異世界に転生してください」
とか言われたらどうしようと悩んだものです。

手術の日程が確定後、近い人が世を去って、残された人の力にならなきゃだの、他方、自分の命も気になるし。
などという日々を過ごして手術に臨んで目が覚めた時、何か吹っ切れたのですよ。

ま、単純な話でなるようにしかならん!
出来ること、やりたいこととやるべきことをやっていくしかない。
ただそれだけ。

術後すぐ動けたのですが、12月中はゆっくり過ごすことにしました。
無理して予後が悪くなってもつまらんしね。
こちとら生きてる限り働かなきゃならない職人だし。

というわけで、体調は良くなったのですが、仕事場は自宅の隣ながらWi-Fiは届かない。
自宅に戻るのは食事の時のみで、PCに触れる機会がなかなか無くなってしまったのです。
家ふたつ暖めるのも無駄だし。
携帯でブログを書くのはやりにくいし。
今回はどうしているかと言うと、仕事場で携帯でテザリングでPCを使っているのです。
仕事場は携帯の電波も入りにくい、21世紀なのに!
まあ、つぶやきレベルの簡単な投稿なら携帯でも出来るのでそれもアリかな。


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