吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

酒を注がれて

2007年12月03日 | 自分のこと
僕は、酒を飲む時、他人にお酌をしたりされたりするのは好きではありません。
自分のペースで飲みたいですし、他人に無理強いもしたくありません。
健康な成人男子が自分で酒を注げないわけじゃなし、そんなことくらいは各自自分ですればよろしい、という考えです。
まあ、最初の一杯くらいはご挨拶としてアリだとは思いますけど。昔は断固拒否したものです。

おねいさんが隣に付いてくれるのはまあ良しとして、酒を注がれるのはやはり好きではありません。意外でしょ?

土曜に家内の実家に行ったとき、そこで酒を勧められたのですが、なりゆきで娘(7歳)が注いでくれることになりました。
「おーっとっとっと」
てなものです。

あれ、なんかうれしいぞ。今までに無い感覚です。

考えてみるに、僕は子供達の前で酒を飲むことはほとんどありませんでした。
家内が喘息になってからは、夜ひとりで飲むことになりましたし。(アルコール蒸気で喘息の発作が出るのです)
また、特別なこだわりはないのですが、何となく子供の前では酒を飲みたくないという気持ちがあります。

なので娘にお酌をしてもらうなどというのは考えたことすらなかったのです。
家内もめずらしいと記念写真を撮っていました。

まあ、最初の一杯だけでしたけど、ちょっとうれしくて、それでいてどこか何か抵抗もあって、不思議な気持ちでした。

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2 コメント

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Unknown (しまりす)
2007-12-04 01:46:33
父はお酒飲まない人だったし
私もお酒が飲めないので
どういうタイミングでお酌していいか分からなかったので、お酒の席でOL時代苦労しました
飲めない歌わないの芸無しなのによく接待の席に行かされました


フランスは男性が飲み物に気を配るので
注いでもらう側になり精神的にラクです(笑)
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フラグ付き (ひろなん@風琴屋)
2007-12-04 02:16:34
しまりすさん、ようこそ!

お酌のタイミングは僕もわかりません。というかわかろうという気持ちがありません。
お酒の席で、女性が立場上、一生懸命気を配っている様子を見たりすると、申し訳ないような気分になります。

カラオケも大嫌いでしたが、シャウト系アニメソングを歌うと、自分は心地よく、オヤジ達は大抵引くので(乗ってくる方は歓迎ですけど)、具合がよいです(笑)。
そういう僕ももうオヤジなわけですけど(泣)。
とにかく、「あいつはああいうやつだ」というフラグ(レッテル)を付けられてしまった方が楽です。
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