吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

少ないもの1

2006年08月23日 | 自分のこと
高校時代の先輩に、コンピューター関連ビジネスの可能性、将来性を見せてもらったわけですが、なにか乗れないものを感じたのも事実でした。

そして、むしろ自然だとか、田舎暮らしだとかそっちの方を指向することになるのですが、なかなか方向は見つけられませんでした。

そして、地道でもなく、冷めていて、妙に直感力があって人や物事のマイナス面、暗黒面をすぐに見つけてしまうヒネた若者は居場所を求めて彷徨うことになるわけです。

そんな僕にも少ないながらも友達というのはいるのです。
まあ、その言葉自体あまり使わないですけど。
友達の定義というのも実はひとそれぞれ結構違っているようで、一度会って名刺交換しただけで友達という人もいますが、それはちょっとね。

僕の「友達」の定義は、人によっては「親友」であったり、「マブダチ」であったりという、友達のランクのなかではかなり上級のものに相当します。
人間嫌いの傾向も多分にあるんですけど。
よって、とても少ないですが、それで良いと思っています。
友達ってもんのためには、時にカラダを張らなきゃならないと思っているのでね、そんなにしょっちゅうカラダ張ってられませんから。
家内も一見外交的なのですが、割とその辺の価値観は僕と近いので、やはり友達は少ないわけです。

ついでながら、彼女の場合、その言葉使いやノリから「元ヤン」の人達から仲間だと思われることがよくあります。
しかし、そうではありません。
彼女は義理人情の強い、言葉の激しい(あえて言えば汚い)地域で育っただけで、決して「元ヤン」ではありません。

僕も家内も基本的に集団にはあまり馴染まないタイプなので、「ヤンキー」や「チーマー」や「族」の人達の素晴らしい協調性は持ち合わせておりません。

たくさんの人とガヤガヤやるのもたまには良いですが、ちゃんと向き合える人とじっくり付き合う方が好きですね。
そういう人とはなかなか出会えませんから、とりあえず、知らない人と出会う機会は大切にして、まずは会ってみることにしています。どこでどんな人に会えるかわかりませんから。

良い人に出会えるとやっぱり元気が出るものです。

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