昨日は、終戦記念日でした。
敗戦記念日という人もいます、僕も別段それに異論はありませんが、この国に於いて戦争が永遠に終わった日であって欲しいので、僕は終戦記念日で良いかと思います。
何しろ、自分の人生が敗戦ばかりで、その度に、次は勝つと思っている人間なので、敗戦は終わりではないという観念があるのですよね。
あくまで個人的な思いですが。
前回「逃げ」というものが自己保全のための重要な手段であると述べました。
それに対して、納得のいかない方もいらっしゃると思います。
「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ…」
と自分に言い聞かせている少年もいるかも知れません。
逃げ学1
さて、逃げ学の2として、逃げの達人について考えてみたいと思います。
特に戦時において、その逃げワザの見事さを発揮するのは、
政治家と官僚と軍隊です。
パチパチパチ。
正しく逃げるためには、優れた情報力と機動力が不可欠です。
いつ、どこから、誰が、どのように攻撃して来るかを知らなければ、逃げることなど出来ません。
さらに逃げるに当たっては、移動手段と、十分に訓練されたそれらの運用法が必要です。
とてもシロウトに出来るワザじゃありません。
宮崎駿ルパンで銭型警部(ルパンが化けた銭型かもしれない)が言ったセリフだと思うのですが、
「軍隊は国を守るもので国民を守るものじゃない」
軍事(装備や歴史)に詳しい宮崎氏ならではの言葉です。
昔のように、遠隔攻撃の出来る兵器が無かった頃ならば、双方の軍同士が睨み合って前線を形成して後方を守るということもあり得たのですが、現代は、ミサイルでいきなり都市攻撃が出来てしまう時代です。
前線も後方もありません。
対ミサイルのミサイルなんてシロウトがボクサーのパンチを受けるようなもので、受けられれば見っけモンみたいなものです。
最大限の努力をもってしても、最小限のものしか守れないものなのです。
よって、守るべき最優先のものに対象は絞られます。
政治家と官僚です。それときっとその家族。大企業のトップなんかもそれに続くかな。
もちろん戦力は極力温存されます。
政治家と官僚が生き残れば、体制としての国は存続できます。
国土や国民を失っても、外国で亡命政権を作ることもできます。
結局のところ、いかに軍備を整えようとも、ひとたび戦争が始まれば、僕ら凡俗の民間人が守られることはないでしょう。
僕らが出来るのは、自分で海外に拠点を作っておいて、いざという時に国境が閉鎖される前に脱出することぐらいですかねえ。
でもそれってものすごく大変なことですよね。
そう、逃げるというのはかくも難しいことなのです。
敗戦記念日という人もいます、僕も別段それに異論はありませんが、この国に於いて戦争が永遠に終わった日であって欲しいので、僕は終戦記念日で良いかと思います。
何しろ、自分の人生が敗戦ばかりで、その度に、次は勝つと思っている人間なので、敗戦は終わりではないという観念があるのですよね。
あくまで個人的な思いですが。
前回「逃げ」というものが自己保全のための重要な手段であると述べました。
それに対して、納得のいかない方もいらっしゃると思います。
「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ…」
と自分に言い聞かせている少年もいるかも知れません。
逃げ学1
さて、逃げ学の2として、逃げの達人について考えてみたいと思います。
特に戦時において、その逃げワザの見事さを発揮するのは、
政治家と官僚と軍隊です。
パチパチパチ。
正しく逃げるためには、優れた情報力と機動力が不可欠です。
いつ、どこから、誰が、どのように攻撃して来るかを知らなければ、逃げることなど出来ません。
さらに逃げるに当たっては、移動手段と、十分に訓練されたそれらの運用法が必要です。
とてもシロウトに出来るワザじゃありません。
宮崎駿ルパンで銭型警部(ルパンが化けた銭型かもしれない)が言ったセリフだと思うのですが、
「軍隊は国を守るもので国民を守るものじゃない」
軍事(装備や歴史)に詳しい宮崎氏ならではの言葉です。
昔のように、遠隔攻撃の出来る兵器が無かった頃ならば、双方の軍同士が睨み合って前線を形成して後方を守るということもあり得たのですが、現代は、ミサイルでいきなり都市攻撃が出来てしまう時代です。
前線も後方もありません。
対ミサイルのミサイルなんてシロウトがボクサーのパンチを受けるようなもので、受けられれば見っけモンみたいなものです。
最大限の努力をもってしても、最小限のものしか守れないものなのです。
よって、守るべき最優先のものに対象は絞られます。
政治家と官僚です。それときっとその家族。大企業のトップなんかもそれに続くかな。
もちろん戦力は極力温存されます。
政治家と官僚が生き残れば、体制としての国は存続できます。
国土や国民を失っても、外国で亡命政権を作ることもできます。
結局のところ、いかに軍備を整えようとも、ひとたび戦争が始まれば、僕ら凡俗の民間人が守られることはないでしょう。
僕らが出来るのは、自分で海外に拠点を作っておいて、いざという時に国境が閉鎖される前に脱出することぐらいですかねえ。
でもそれってものすごく大変なことですよね。
そう、逃げるというのはかくも難しいことなのです。
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