吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

怒りのFAX

2006年03月06日 | 思うこと
感熱ロール式のFAXが壊れて,普通紙FAXに替えて久しいのだが,インクリボン式というのはムダで腹が立ちますな。
巻きなおして使う方も結構いらっしゃると聞きます。

先日,インクリボン(リボンというよりシートだろ)が切れたので,安い社外品を探したところ,型番がひとつ違いのものしかない。(田舎ですから)
え~い,ままよ! と買ってみて,合わせてみて驚きあきれた。

インクリボンのロールの内径で互換性を分けていたのだ。あまりにも姑息!
ロールを保持するテーパの軸受け,しかもネジ一本でとまっているだけの小さな部品でユーザーに不便を強い,かつ自社の利益を守ろうというのか!

ええ,ロールの内径を少し拡大して合わせてやりましたわ。
けっ!ざまあみろ!ぺっ。 と,いつになく下品です。

そもそも,インクリボン式自体ムダが多いのに,それに加えて安い社外品を駆逐するようなことをして,ああーせこい。


プリンタの替えインクのリサイクル品もメーカーから訴えられているという。
本体価格を抑えて,インクで稼ぐということらしい。

買わない,捨てない暮らしと経済活動は相容れないのだろうか。
どこか,そこそこの妥協点はないのだろうか。

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