春です

寒の戻りらしく、ここ数日、この辺は寒いです。朝晩は氷点下です。
それでも春はすぐそこです。
実は、春は苦手なんですよね、なんかぼーっとしてしまうというかしゃきっとしなくて。
先日、南アルプスのとある神社を訪ねて、それは気分が良かったのですが、木漏れ日が美しい光の筋となっていたのは、空気中に微粉末が舞っているからに他ならず（チンダル現象！）、花粉の季節の到来を告げていました。

そう言えば、マスクをした涙目の人達をよく見かけるようになりました。
外出して数時間経つと、手が粉っぽくなる気がしますし、ちょっと鼻水が増えたような。

僕は、今は花粉症ではありませんが、何年か前に花粉症が発症したことがありました。
その年も確か花粉の当たり年だったと記憶しています。車に黄色い粉が溜まる程でした。
運悪く、杉の山の近くに住んでいて、それはもうしんどかったですね。

思いあまった僕は、近くの杉山に出かけたのです。花粉と闘うと心に決めて。
トォォォォォォォ！
30代後半（当時）が、そのかけ声をあげるとき、それはライダーキックとなっております。
ぼわっと広がる花粉！
さらに、木の枝を拾うと、杉の枝を次々と打ち払ったのです。
黄色い霧のようでした。
そのあとは、えらいことになりました。目が腫れたようになり、鼻水は流れ続け、頭痛もして、しかも家内にバカ呼ばわりされて…。

しかし、次の春からは、だいぶ花粉症の症状が軽くなり、ついには直ったのです。

まあ、こんな無茶は決してお勧めしませんけどね！

それでもやっぱり春は好きではありません。
僕は発熱量が多い方なので、夏も苦手です、だから、この高原暮らしが好きなのです。