吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

誰かの願いが叶うころ

2009年06月13日 | 思うこと
今日はiMacG3ストロベリーからダイヤルアップ33,600bpsでアップしております。

明日は東京の現場に、オルガンの演奏台を運びます。
それからトンボ返りで長谷の仕事場(ここ)に戻り、部品の加工をします。
現場の寸法がギリギリなので、設置時にはひと工夫必要かもしれません。

ETCの割り引きには僕は助かっています。
普段は、通勤割り引き(100キロ以内5割り引き)や、平日昼間割り引き(3割り引き)を利用していますし、土日は一律千円ですから、この差は大きいです。

一往復で済ませなければならない場合、レンタカーを借りるという手段も取りますが、高速が安ければもう一往復しても良いということになって、それでスケジュールの組み立て方も変わります。

経済の難しいところはここにあります。
高速が安くなったことで、レンタカー会社は僕の利用の機会をひとつ無くしたわけです。

電動アシスト自転車の販売台数が、原付を越えたそうですが、それは、自転車がバイクの市場から顧客を奪ったということです。
そして、自転車で通勤するということは、バスや電車の売り上げが落ちるということです。

閉じた世界では、誰かが何かを得れば誰かが何かを失うのです。
世界の皆が豊かになるということが不可能だとは思いたくないですが、それが困難であることは間違いありません。

さて、これから御飯を炊いて、明日の朝、おにぎりを作って出かけます。
高速代が浮いた分、贅沢をしたい気持ちはやまやまですが、ここは忍の一字です。
僕が外食をしない分、どこかのラーメン屋か牛丼屋の売り上げが落ちているのです。

誰かの願いが叶うころ あの子が泣いてるよ
みんなの願いは同時には叶わない

宇多田ヒカルですね。

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