吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

わが町を愛する人

2015年04月08日 | 地域のこと

大阪の話。

例年、年度末あたりに大阪に仕事に行きます。
一週間程度の滞在です。
大阪での滞在は西成区の西成警察署の近くです。

あいりん地区とか釜ヶ崎と呼ばれるエリアですが、地元の人がその呼び名は不快だというので使わないことにします。

いわゆるドヤ街ですが、地元の普通の人々、何代もそこに住んでいる人々も多いのです。 
ネットでちょっとググればたくさん出てきますが、なんか恐ろしいところであるかのように語られることも多いのです。

実際にはそんなにヒドいところではありません。むしろ優しい感じもある街です。
そんなマイナスイメージを払拭すべくがんばっている人たちも居ます。

今回ご紹介するのは阪堺電車今池駅近くのカレー屋さんです。

薬味堂

店主は地元民で、ミュージシャンで、イギリス帰り。この店舗はメガネ屋さんだった親御さんからのものだそうです。

この街を素敵にしようと頑張っています。
特に大阪人の間ではこの街のイメージが悪いこと、それがネタ的に扱われていることに心を痛めています。

この店で、スウェーデン人の黒人のやけにカワイイ女の子とか、アート関係の人だとかに出会えて面白かったです。
このカオス感というかボーダーレス感というか、そんなものが西成の魅力です。

来年の出張時にも元気で会えるとうれしいです。


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