吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

美術館でふと気付いたこと

2021年10月04日 | 趣味

気になっていたことがわかった快感。

昨日行ったハーモ美術館はアンリ・ルソーや素朴派のみならず、シャガールやルオーもコレクションしています。
日本人の好みですね。
日本画の伝統からか輪郭線のしっかりした絵が日本では人気のようです。

以前からジョルジュ・ルオーの絵には何か気になるところ、既視感があったのです。
太い輪郭線はステンドグラスのようにも感じますが何かどこかで見た感じがありました。

思い……、出した!

昔、中国の西域を彷徨った時見た敦煌の石窟の壁画。その他タクラマカン砂漠の石窟の壁画の図版も色々見たことがあったのでした。
保存状態があまり良くなくて剥離、変色して劣化した絵の感じがルオーっぽいと思い出したのでした。

ネットで探してもあまりピンとくる絵が見つからなかったのだけれど、あと権利関係がどうのとか、ということでこんな絵。敦煌莫高窟428窟

ルオーの磔刑図

何か似てるよねー。
だからどうだとか言わないけど。

あー思い出せてすっきりしたー。



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