ヘビーな夜

一昨晩は、雨の中自宅から仕事場へ移動しました。
この季節の雨の夜の道はいろいろな生き物が出てくるので要注意です。
カエルもじっとしていてくれれば回避出来るのですが、ぴょんぴょん跳ねるヤツは運次第です。
そのカエルを追って出て来るのか、ヘビもよく見かけます。
ただアスファルトの上に出てしまうと、感覚が狂うのか長く伸びてじっとしているヤツがいます。

茅野から杖突峠を越えたところで発見。５０センチ越えのヤツと思わしき物体。
時速５０キロから緊急回避、反転１８０度！
深夜で交通量が少ないとはいえ後続車が来ない内に保護しなければなりません。
目の前で踏んづけられる無念さは味わいたくないものです。
無事保護です。

大人のジムグリでした。
しばらく手に取って観察しました。子供特有の赤と黒のきれいな模様（キライな人にとっては毒々しい模様）はすっかり消え茶一色ですが、お腹の市松模様といわれる（鍵盤模様といった方が合っていると思う）独特の模様は子供時代から変わりません。
少し驚いたようですが、すぐに落ち着きました。
う～ん、すっごく良い子。
どうしようかなあ、連れて行っちゃおうかな。
ちょっと大きいかな。
子ヘビの美しさはないけど、大人の気品があるな。
ずいぶん迷ったのですが放すことにしました。
ああ、なんか良いなあ、久々のヘビの感触。やっぱりヘビは触れて楽しいよねー。
放した後、手はヘビ臭くなっていませんでした。ヘビはピンチになると悪臭を出します。
つまり、あのヘビはそれほど危機感を感じていなかったのですね。懐く素養大です。
やっぱり連れて行けば良かったか。

高遠湖の脇で次を発見、２０センチ程度の子供でした。
また迷いました。種類がわかりませんが、やっぱり懐きそうなヤツ。
でも、今度は小さすぎです。エサが難しそうなので、やはり断念。
写真を撮ったので、後で調べてみましょう。

最近は疲れると目が良く見えなくなることがあるのです。老眼が入ってきたようです。
でも、雨の夜の街灯の無い道を気分よく車で走っていても（書けない速度と言う意味）何故かこのテの連中はよく見つけられるのですよね。

良い出会いになんだかとてもうれしい気分です。吉兆じゃ。