吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

話すことの大切さを話す

2009年07月26日 | 家族
今日は、甲府の電器屋へiMac G5を修理に出しに行きました。
いやあ、電器屋の保証サービスを付けてあったのですよ。忘れてました。
こちらの負担金は最高3万円までで、それ以上は保険持ちの内容です。
Macは部分的に修理するのではなく、アヤシイところを総取替えするらしいので、高くつくそうです。助かった!
これで直ってくれるとありがたいのですが。

甲府へは、とんさんを連れて行きました。
彼は小6になったあたりから口数が少なくなってきていて、家内もそれを問題視しているのです。
まあ、この辺の年頃で無口になるヤツっていたよなあ。

一般に、男性の方が女性より言語能力は低いそうなのですが、そこは訓練でカバーしなければなりません。
黙っている男がかっこよかった時代はすでに過ぎ去っております。
「メシ、カネ、ウゼェ」
しかしゃべれないガキに居場所はありません。
食事時になると黙って食卓に着く中高年は、濡れ落ち葉の称号とともに、廃棄の運命にさらされます。
ろくに話もしないで、「誰もわかってくれない…」とボヤく若者、鼻で笑っちゃうぜ。

車の中で、話すことの大切さを教えてやりました。
実は彼も、かつてのように言葉が出てこない自分自身に戸惑っているようでした。
幼いころはよくしゃべる子だったものね。
自分の好きなことなら話せるようなので、食虫植物の魅力と、おたまじゃくしから子ガエルの育て方について語ってもらいました。
なかなか面白かったのですが、乗ってくると子供口調になってしまうのは、まだ仕方がないところか。
高冷地の夏休みは短いのですが、出来るだけ一緒に居て話をする練習をしましょう。

このところの悪天候で家は湿気てしまいました。
梅雨明けもいつの間にか撤回されているようですね。
天気が悪いと、この標高1200メートルの家は雲の中になってしまうのです。
そう、雲は綿のようなものではなく、霧なのです。それを実感する環境なのです。
宮崎アニメではしばしば、水のように密度の高いものとして描かれる雲ですがそれは美しきフィクションです。
あまりにも洗濯物が乾かないので家内が薪ストーブに火を入れました。
この季節でもしばしば焚きます。
はっきり言って暑いですが、洗濯物は良く乾きます。家中からっとします。
薪ストーブの威力はすごいです。

自宅での僕の居場所は2階の高いベッドの上なので、熱気が籠ります。
干物になりそうです。
というわけで、また仕事場へ旅立つとしましょう。

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