吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

時のなかで光を求める者達

2007年08月21日 | 思うこと
今日の作業終了!
8月22日午前1時ですが、21日の分になります。

例の野戦本陣テント作業場で仕事をしています。
側面は全体を覆っているわけではないので、夜は虫がたくさん来るのを電撃ラケットで迎撃しています。

標高1200メートルは、すでに秋の気配がすぐそこまで来ています。
虫の数も種類もさほど多くはありません。
やってくる虫の種類が日ごとに違う気がします。
おそらく、それぞれ一晩くらいがその種の「時」なのでしょう。
やつらにとっての一晩は僕らの何年分にも匹敵するのだろうね。

その虫どもとは比べ物にならないほどの長い時間を生きている僕も、やはり時間に追われてこうして深夜まで仕事をしているわけです。

過ぎていく時間の中で「光」を求めて必死に飛び回っている姿に大差は無いのかも知れません。

さて、寝よっ。

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