○色彩俳句0316・蒼010・深川淑枝01・2017-02-01(水)
○「重ねたる硝子の蒼し冬の雷」(深川淑枝01)
○季語(冬の雷) 「かさねたるがらすのあをしふゆのらい」(「俳句界201308」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:一枚の硝子ならほぼ透明であるのに、数枚重ねた硝子は蒼い色を帯びています。既視感をうながしてくる句です。
●深川淑枝(ふかがわよしえ)
○好きな一句「雲遠くある手のひらの花の種」02
○季語(花の種・春) 「くもとほくあるてのひらのはなのたね」(引用同上)
【Profile】:1938年、茨城県出身、北九州市在住。1960年、「菜殻火」入会。「青嶺」「白桃」同人。2012年に第26回俳壇賞受賞。俳人協会会員。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます