○透次Profile
鎌田透次(かまだとうじ):秋田県南秋田郡昭和町大久保生まれ。秋田では平鹿郡・河辺郡・湯沢市・秋田市などに居住した。1975年に秋田から上京後は東京都練馬区・杉並区・神奈川県厚木市などに居住した。神奈川県座間市在住。俳句は現在無所属・無投稿。現代詩は筆名「飯沢鑑次」。下記に過去の投稿歴を記す。
○神奈川俳壇(神奈川新聞俳句欄)
→「飛行機の影よぎりゆく麦の秋」(1993.8.8付朝刊)(→選者:河野南畦)
→「行く春や表紙の固き出席簿」(1993.8.8付朝刊)(選者:河野南畦)
→「行く春や表紙の固き出席簿」(1994.5.29付朝刊)(選者:河野南畦)
→「初霜や鴉は黒を着て来たり」(1995.1.18付朝刊)(選者:河野南畦)
→「たしかなる根雪の底の伏流水」(1995.2.12付朝刊)(→選者:河野多希女)
→「遺跡より冬満月の揚がりけり」(1995.2.19付朝刊)(選者:河野多希女)
→「冬ざれや海老名太古は海といふ」(1994.1.16付朝刊)(→選者:古沢太穂)
→「賀状繰りながら四階まで昇る」(1994.2.6付朝刊)(選者:古沢太穂)
→「黒髪が繁茂するコートの女」(1994.2.27付朝刊)(選者:古沢太穂)
→「ハートブレークウインドブレーカー着て」(1994.3.13付朝刊)(選者:古沢太穂)
→「春時雨関東ローム層の上」(1994.3.20付朝刊)(選者:古沢太穂)
→「教室の誰話すともなき秋意」(1994.10.23付朝刊)(選者:古沢太穂)
→「きちきちや機械の国の虫として」(1994.12.4付朝刊)(選者:古沢太穂)
→「冬の列原爆ドームの横を行く」(H6-1994年第25回神奈川俳壇年間賞受賞句)(選者:古沢太穂)
→「マンションの一階の夏暖簾かな」(1995.8.20付朝刊)(選者:古沢太穂)
→「図書館の弱冷房の会話かな」(1995.9.24付朝刊)(選者:古沢太穂)
→「麦の穂のやや傾きて極まりぬ」(1994.7.3付朝刊)(→選者:清水基吉)
→「夏の宵カレーの皿を鳴らし食ふ」(1994.7.17付朝刊)(選者:清水基吉)
→「故郷に遠く花火の音近く」(1994.8.21付朝刊)(選者:清水基吉)
→「まつはりてまつはり解きて蝶空へ」(1995.4.30付朝刊)(選者:清水基吉)
→「提灯を灯してよりの夕桜」(1995.5.14付朝刊)(選者:清水基吉)
→「大学の名のつく駅や花の雨」(1995.5.21付朝刊)(選者:清水基吉)
→「牛乳を立ち飲みしたる薄暑かな」(1995.6.25付朝刊)(選者:清水基吉)
○朝日俳壇(朝日新聞俳句欄)
→「まじまじと飯の粒見る五月かな」(1994.6.5付朝刊)(→選者:金子兜太)
→「夏草にたゆたふ陸の破船かな」(1994.7.17付朝刊)(選者:金子兜太)
→「朧より移動電話の声突如」(1995.4.2付朝刊)(選者:金子兜太)
→「農学校ノ下ノ畑モ時雨ルルカ」(1995.1.15付朝刊)(→選者:飴山實)
→「笹舟のほぐれて疾し夏の川」(1995.7.30付朝刊)(→選者:川崎展宏)
→「忘れぬために名簿を曝書せよ」(2012.8.13付朝刊)(→選者:長谷川櫂)
○俳句朝日第2号(1995)
→「風ぬくく生死に浸かるごとくなり」(朝日新聞社編)(→選者:石原八束)
○俳句αあるふぁ俳壇(1995)
→「トンネルの入口万緑の出口」(「俳句αあるふぁ」1995年10月号第13号)(→選者:上田五千石)
○「→猫帳!」(2013)
→「麗かや猫が飛び乗るボンネット」(2013.6.4ふらんす堂)(→選者:石田郷子)