●五体俳句044・指04・五十嵐播水
○「遠泳の指ねんごろに折りにけり」(五十嵐播水01)
○季語(遠泳・夏)
【鑑賞】:さあ、これから遠泳がはじまります。準備体操の終わりに、指をぽきぽきとねんごろに折りながら、気持ちの準備もしているところです。
○五十嵐播水(いがらしばんすい)(1899~2000)
○代表句「山川のある日濁りぬ葛の花」02
○季語(葛の花・秋)
【Profile】:姫路市鍛冶町生まれ。京大医学部卒。内科医。俳句は1920年、→高浜虚子に師事し、同年、→日野草城、→鈴鹿野風呂と「京鹿子」同人となる。1930年、和歌山県の俳誌「九年母」の選者となり、1934年に「九年母」が神戸に移ってからは主宰となった。1932年「ホトトギス」同人。関西ホトトギス同人会会長。
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五十嵐播水掲載句
03うすかりし春の虹なり消えにけり(春の虹・三春)〈色彩428・淡色2〉2019/4/23
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