4月15日、前浜松市長である鈴木康友氏が立憲民主党と国民民主党の推薦を得て出馬を表明。
会見の場にはハマキョウレックスの大須賀会長、遠州鉄道の斉藤会長が同席した。鈴木候補は「オール静岡」を強調するものの、あきらかに「浜松色」の濃い会見となった。
会見の場にはハマキョウレックスの大須賀会長、遠州鉄道の斉藤会長が同席した。鈴木候補は「オール静岡」を強調するものの、あきらかに「浜松色」の濃い会見となった。
2020年のコロナ禍以来、文系学部には文化庁からの予算がおりにくくなったことがこの問題の背景としてあげられるだろう。2019年の合意の時点とは状況が変わっているのである。静岡大学としては「1大学2校」とすれば、より多くの予算(ほんらい浜松医科大学に入るべき予算)を静岡キャンパスに引っ張ってくることができる。
これは一概に「文系静岡vs理系浜松」という構図では理解できない。静岡市の活性化をはかりたい静岡・難波市長(工学博士でもある)は「なぜそんな議論をするのか、まったく理解できない」として当初の「1法人2大学」案を批判。
静岡に予算を持っていかれては困る浜松・中野市長(元総務省官僚)は「静岡大学が何を言っているのか分からない」として、合意書にもとずく統合再編をすすめるように要求した。