縄文人の志葉楽さんのブログ

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●遺伝子組み換え 使う是非

2020年10月11日 06時18分34秒 | 生活
●遺伝子組み換え 使う是非
★アルゼンチン、遺伝子組み換え小麦を承認 世界初
https://news.yahoo.co.jp/articles/594eb586abb3e149d2df4a26d8513ab9fd1ae88e
2020/10/9(金) 21:19配信  AFP=時事
アルゼンチン・ブエノスアイレス州の小麦畑(2015年10月15日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】アルゼンチン農牧省は8日、遺伝子組み換え小麦の栽培と消費を世界で初めて承認したと発表した。同国は、世界4位の小麦生産量を誇る。
【深く知る】遺伝子でたどる新型コロナの起源 中国最初の症例前に他国で感染あったのか
 農牧省の科学技術研究委員会(CONICET)は、首都ブエノスアイレスで発表を行い、干ばつに強い小麦の品種HB4を承認したと明らかにした。
 同委員会によると「干ばつへの耐性を上げるために小麦の遺伝子組み換えが承認されたのは、世界で初めての例だ」という。
しかし専門家らは、遺伝子組み換え作物(GMO)の栽培と販売に関して懸念を示し、健康と環境への影響を危惧する消費者らに対するマーケティングの難しさも指摘している。
 同委員会は、アルゼンチン小麦の遺伝子組み換えについては、長きにわたって最大の輸出相手国であるブラジルにおいても承認される必要があるとしている。
 アルゼンチンの昨年の小麦輸出量のうち、45%はブラジルに送られた。他の主要な輸出国には、インドネシア、チリ、ケニアがある。【翻訳編集】 AFPBB News
★ 豆腐や納豆のパッケージを見ると、
「遺伝子組み換えでない」と書かれてる。
大豆の作付はほとんどが組み換えで栽培されているのに
なぜ、あれだけ生産されている豆腐や納豆が組み換えで
ない大豆を原料として使えているのか不思議だ。
(何かカラクリがあるとづっと思ってる)
どなたか詳しい方いたら教えて下さい。
  
ゲノム編集されてる食品はもうすでに日本で流通しています。大半の大豆や小麦、コーンなどのアメリカからの輸入品はそうです。アメリカで売れなくなったものを日本が買わされています。それは発ガン性が確認された除草剤のグリホサートや、肥育ホルモンが注入された食肉、戦闘機やPAC3などの軍事品も同じです。こんなニュースに過敏になるぐらいならもっと輸入食品について知ったほうがいいです。アメリカで訴訟が起きて販売できなくなっているもの、危険性が確認されたのでEUが輸入禁止しているものがどんどん日本に入ってきており、それを全く知らされずに日本人は消費しているのですよ。

★遺伝子組換え農作物をめぐる国内外の状況  農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/carta/zyoukyou/index.html
世界の遺伝子組換え農作物の栽培面積は、トウモロコシ・ダイズ・ワタ・ナタネの4種を中心として、年々増加しています。今後、新たな作物の栽培、開発途上国における栽培の伸びなどが予想されています。また、国際取引される遺伝子組換え農作物の量や栽培国が増大していることから、国際的な議論が活発化しています。
我が国は遺伝子組換え農作物を飼料用や加工用に大量に輸入しており、輸入国として、その安全の確保に努めているところです。ここでは、遺伝子組換え農作物をめぐる、世界そして日本の状況について紹介します。

★遺伝子組み換えが怖いのは、目先の利益で行っていること vol.1
島田友裕(明治大学 農学部 専任講師)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fc5c606e25c5f8802f812395baf2d7623904b57
遺伝子組み換えとゲノム編集、なにが違う?
2020/7/6(月)出典:Meiji.net
技術としては、遺伝子組み換え技術は外来の遺伝子を導入する技術で、ゲノム編集は思い通りに標的の遺伝子を改変する技術。遺伝子の組み換え自体は、自然の中でも起こっている。
★ 物事の全てを完璧に理解し制御出来ていないと、そして安全が100%担保されないと新しい技術を応用してはいけないのだろうか?
もしそうであれば、今普通に農家が栽培し販売されている(従来育種で作られた)作物は一切口に出来ない。新薬は一切市場に出てこないし、自動運転やAIなどの技術も実用化されることはないだろう。
コロナウイのワクチンなど、本来年単位で進めるべき研究が数ヶ月に短縮され、もう治験が始まるのに。
分からないこともまだあるが、取り敢えずプロトタイプを世に送り出し、少しずつ問題点を修正しながら進めていく。そういった新しい技術や商品が世に広まる上で普通に行われるステップが、遺伝子組み換え作物だけは認められず、最初から完全完璧を求められる。
  
この状況だと仮に社会により良いものが開発されつつあったとしても、"目先の利益" どころか、永久に実用化されず利益も望めない状況だと思う。
この続きで何を述べるのか分からないが、遺伝子組み換えあるいは何もしていない生物でもDNAの変化は絶え間なく起きている。ゲノム編集というのは、それを偶然に依らずコントロールする技術だと言える。
「何か意図しない変化が」と危惧する人たちは、ゲノム編集でなくとも全ての作物・生物に対して同じ心配をしなければならない。
根底にあるのは、「生物を人間の意のままに変える」ということに対する倫理的問題であり、それを「危険性」にすり替えているだけだと思う。

★ゲノム編集にノーベル化学賞、研究者ら「100歩進めた」
https://news.yahoo.co.jp/articles/30e091e1a6cb21eefbc6a659a93cf3ad92cdfb9c
2020/10/7(水) 21:00配信  産経新聞
 生物のゲノム(全遺伝情報)を効率的に改変できる「ゲノム編集」の新手法を開発した一連の研究に与えられることが決まった2020年のノーベル化学賞。複雑な遺伝子改変が可能となるため遺伝子治療の向上にもつながる研究として注目されており、ゲノム編集を研究する研究者らからは「ゲノム編集技術の価値が認められた」と喜びの声が上がった。
★デザイナーベビーを拒む倫理観なんて、要らないと思う。

★【1分でわかるノーベル賞】化学賞の「ゲノム編集」に「経営者たち」も超期待するワケ
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f45ee9bfd9979c5080d56a5c70f2e636b0430de
2020/10/8(木) 19:01配信  現代ビジネス
 2020年のノーベル化学賞は、「ゲノム編集」技術の一つである「クリスパーキャス9」を開発した、仏米の女性博士2名に授与されることが決まった。
 この技術は「神の領域」にも迫るテクノロジーと言われ、長年ノーベル賞の筆頭候補に挙げられるほど、画期的な科学技術であると評判だった。
 もちろん、そんな「神の技術」に興味を示しているのは、科学者たちだけではない。
 日本のサラリーマンの代表ともいえる島耕作。現在は「相談役」に退いた島だが、「会長 島耕作」(2013~2019年まで連載)時に、すでにこの「ゲノム編集」技術に目をつけていた。
 作中、島耕作は「ゲノム編集」について、こう述べている。
 「簡単に言えば医学的な分野で寿命を延ばしたり難病を治療できる。これが可能なら大変な成長産業になると思う」
「ゲノム編集の話が本当なら投資に値するビジネスではないかと思うのだが…」
 島耕作といえば、常に日本経済界のホットな話題をエピソードに盛り込んできた。この会話はあくまで劇中の話ではあるが、実際の日本企業が高い関心を抱いていても不思議ではない。
 では、実際にどんな技術なのか。このあたりも作中の話を引用しよう。
 島耕作の依頼で、ゲノム編集について聞かれた専門家は、「遺伝子組み換え」と「ゲノム編集」の違いについてこう説明している。
 「遺伝子組み換えは簡単にできるものではありません。たった1個の遺伝子を組み換えるためには1万回あるいは、100万回という試行錯誤の実験を繰り返して、やっと1回だけ成功するという極めて精度の低い技術だったのです」
「しかしゲノム編集では科学者が狙った遺伝子やDNAをピンポイントで削除したり書き換えたりすることができるんです」
 これはすなわち、遺伝子に関係する病気の治療が飛躍的に進む可能性があるということだ。エイズや筋ジストロフィーなどの難病や、がんや糖尿病、アルツハイマーなどの治療への応用も期待される。
 一方で、懸念される問題もある。倫理的な問題だ。
 たとえば、受精卵の段階でゲノム編集すれば、強靭な肉体と高い知能、そして容姿の優れた「デザイナーズベイビー」を親が意図的に作ることも可能になる。
 こういう世界が来ると、優れた者を排除する優生学的な思想の復活につながる可能性も秘めているのだ。
 島耕作は、その後、ゲノム編集の最先端であるアメリカを訪れた。そこで見た、ゲノム編集の光と闇とは…? 
 この機会に、これから大注目の「ゲノム編集」を、マンガで気軽に学んでほしい。
★つきづきみかか(付月美加彼)
これたぶんですが、究極の目標は『病気の人間のゲノムを生きている最中に編集して治療する』でしょうかね。
もっとも、うっかりすると『ファッションのようにゲノム編集を手軽に行うようになる』になることかな。脱毛増毛目の色髪の色肌の色自由自在?
  
m_n*****
農業では実用化されてますね。
  
yamat***
東田研に聞け!は無かったことに?

★医療に革新、倫理面で懸念も ゲノム編集2氏にノーベル賞
https://news.yahoo.co.jp/articles/6939730a5abe8b84603b8bcb29c755d4833bb26c
2020/10/7(水) 19:48配信  産経新聞
 生命の設計図であるゲノム(全遺伝情報)は、4種類の塩基という物質が連なったDNAに記録されている。塩基は文字に相当し、複数の並び順が単語のように遺伝子を表す。DNAには膨大な数の遺伝子が連なっており、特定部分を改変し生物の機能や形態を自在に操るのがゲノム編集だ。
■筋ジストロフィーやB型肝炎治療へ研究進む
 最近の主流となっているクリスパー・キャス9は、特定の遺伝子を探し出す機能を持つクリスパーという短い鎖状の塩基と、DNAを切断するはさみ役の酵素という物質であるキャスを組み合わせる。細胞に注入するとDNA上の標的遺伝子と結合し、切断や別の遺伝子の挿入を行う。
 多様な分野で応用研究が始まり、活発なのは医療分野だ。中国では免疫機能を抑制する遺伝子を破壊し、がん細胞への攻撃を強める治療がスタート。日本でも筋ジストロフィーやB型肝炎を治療する研究が進む。
 このほか、農作物の品種改良や工業原料の生産に使う研究も世界中で進行。現代社会を変革しつつある。
■「神の領域」倫理面からの反対論
 ただ、課題も浮上している。最も懸念されるのは倫理問題だ。平成30年11月、中国の研究者が「人の受精卵をエイズウイルス(HIV)に感染しにくいよう遺伝子改変し、世界で初めてゲノム編集ベビーを誕生させた」と発表。世界中から「神の領域に踏み込むべきではない」などと倫理面からの反対論がわき起こった。このためノーベル医学・生理学賞での授賞は難しくなり、化学賞での授賞になったとみられる。
 精度にも課題がある。ゲノム編集は標的として狙った遺伝子を改変するが、他の遺伝子まで改変したり傷つけたりすることがある。標的を外す「オフターゲット」と呼ばれる現象で、想定外の遺伝子の損傷はがんの発生につながる。予想もしないような病気が発生する可能性もゼロではない。
 クリスパー・キャス9は、初期に使われていた別のゲノム編集技術に比べ、オフターゲットが起きる可能性は非常に低い。それでもゲノム編集の精度をさらに高めるため、生みの親であるダウドナ、シャルパンティエ両氏をはじめ、世界中の研究者が日進月歩で改良を繰り返し、懸念の払拭に努めている。(伊藤壽一郎)
★sts*****
日本政府はすぐに結果の出ない研究には、お金を着けない傾向が強い。
基礎研究にもっと力を入れないと、ノーベル賞の受賞者は居なくなる。
  
h*m**k****
医療だけちゃうけどね。
他の基礎研究にだって使ってる。
脚光を浴びることないから、だーれも知らんだけ。
  
ika*****
ゲノム編集って日本学術会議で研究禁止してたやつやん。
学術会議は日本人のノーベル賞推薦を禁止すべきなんじゃないのw?

★ゲノム編集 ノーベル化学賞の源流に石野・九大教授 「人類の生活変える技術」
https://news.yahoo.co.jp/articles/62a25e7051fb75471089078a5368defa3294ab27
2020/10/9(金) 7:55配信  産経新聞
 2020年のノーベル化学賞授与が7日発表された欧米の研究者2人が開発したゲノム編集技術「クリスパー・キャス9」の「原点」となった特殊な塩基配列を30年以上前に発見したのが、九州大学大学院農学研究院教授の石野良純氏(63)だ。石野氏は同日夜、福岡市西区の九大伊都キャンパスで報道陣の取材に応じ「とても興奮している。自分の発見が画期的なゲノム編集技術に貢献できたことは非常にうれしい」と受賞を歓迎した。
 石野氏は大阪大微生物病研究所に在籍していた昭和61年、中田篤男氏(90)=現大阪大名誉教授=の指導の下、大腸菌の遺伝子研究を通じて「奇妙な塩基の繰り返し配列」を発見した。2000年代には、この配列が免疫機能と結びついていることが明らかになり、「クリスパー」と名付けられた。
 クリスパーを応用して開発されたのが、DNA上の標的とする遺伝子を、正確に切り取り、情報を挿入する「ゲノム編集」。石野氏は他の研究者から「ミスタークリスパー」と呼ばれるようになった。
 ただ発見当時は、この繰り返し配列が「どういう働きをするのか何もわからなかった」という。研究の目的は酵素の一種「IAP」の働きを解明することだったが、昭和62年に発表した論文では「付録」として配列のことを記述した。
 石野氏は「あまりにもきれいな繰り返し配列があって、何か意味があるというのは間違いなく想像できた。少しでも情報発信ができたということでよかった」と振り返る。
 その後、石野氏は「古細菌」の研究に没頭し、謎の塩基配列の解明は、化学技術の進歩と他の研究者の手に委ねた。石野氏自身もクリスパーの発見者として、ノーベル賞候補に挙げられてきたが、「発見者ではあるが、ゲノム編集の技術開発への貢献は低いという自覚がある。自分が選んでやってきた研究にも満足している」とすがすがしい。
 クリスパー・キャス9をはじめとするゲノム編集技術は病気の治療や家畜の改良など、さまざまな分野での実用化が期待される。石野氏も近年、クリスパーを応用した新たな技術開発の研究を進めているという。
 石野氏は「(クリスパー・キャス9は)積み上げられてきたゲノム編集技術を一気に何段階も押し上げたような素晴らしい技術。間違いなく今後の人類の生活は変わっていく」と広がりに期待を込めた。
★hir*****
石野さんの反応が清々しい。
化学がテクノロジーで裏打ちされる前の研究でめざましい成果、惜しくもアカデミーの選考に漏れました。
残念ですが、それをおくびにも出さない人品に感服いたします。
もしかすると石野さんにとって研究はノーベル賞如何では無いところの高峰にあるのかもしれませんね。
立派、かっこいいと思います。
  
kj_***** |
九大ってところが誇らしいです。
  
l00*****
コロナのゲノム配列を組み換えたのはこれの応用ですね
  
そこら辺にいるおっちゃん
現存する生命体の中でも類を見ないほど均一なDNA塩基配列で構成されている
かの国の生き物もこれで正常な人間に近づけるのだろうか。。

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