ゼロコロナ政策から一転、全面解除に舵を切った中国のコロナ政策。
1月8日からは水際対策も緩和され、海外旅行も自由化されそうだ。
頑なまでにゼロコロナに固執していた習近平が何故に180度方針転換したか?
11月の終わり頃、中国全土で突如ゼロコロナ反対運動が広がった。
それが白い紙を掲げる「習近平辞めろ。共産党退陣せよ」運動まで拡大した。
慌てたのが習近平。
中国の歴代王朝は民衆の反乱から倒れている。
習近平には民主的な選挙で選ばれていないという負い目がある。
僕が大好きな歴史学者・磯田道史司会「英雄たちの選択」(BSプレミアム)風に独裁者・習近平の心の内に分け入ってみよう。
「俺は人民のためにゼロコロナ政策を採ってきた。当初は上手く行っていた。なのに習近平辞めろ。共産党退陣せよなんて運動が起きた。このままじゃあまずい。そんなら、経済も悪いし全面解除してやる!どうなっても知るか」
案外、ゼロコロナ撤廃はこんなことで決まったのではないか。
だから極端から極端に揺れた?
意外に中国は究極的には人民の意向に従ってるかもしれない。
しかし、いかにも乱暴。
どれだけ、ゼロコロナ政策の反動の感染爆発が拡大するか、予断を許さない。
100万人を超える死者が出るとも言われてる。
しかし、われわれウイズコロナ陣営も対岸の火事ではない。
アメリカはコロナは終わったとされているが、コロナ死者数は1週間3000人、1週間の感染者は50万人だそうだ。
日本も第8波の真っ只中。
100年前のスペイン風邪は3年で終息したが、コロナ禍はまだまだ続いているのではないか。
皆さん油断めさるな‼️