自粛生活で暇なので、書斎(今は物置)のお宝写真を整理することにした。
自分で取材したデジカメの写真はUSBメモリに納めてあるが、こちらは後回しにする。
だから超昔の白黒写真から。
まず作新学院時代の江川卓。
兎に角、凄かった。
僕は学生時代で、例の友人Kと甲子園まで見に行った。
「高校野球史上、最高の投手は?」と問われたら、江川と即答する。
高校生ではバットに当てることすら、できなかった。
あの頃は学歴神話が健在で江川は、どうしても慶応に入りたかった。
しかし、当時は学生運動華やかりし頃で、入試は公平だった。
だから江川といえども、公正な試験に落ちれば、入学できなかった。
そして法政に入り、力の劣る六大学野球で手抜きを覚えた。
彼にとってあの4年間とドラフト指名を拒否して1年浪人した5年は無駄な時間だった。
そして、ゴリ押しで巨人に入った「江川騒動」。
この時は、もう僕は東スポに入社していた。
一般紙も含めてスポーツ紙は報知以外、江川を叩きに叩いた。
そして新聞は売れに売れた。
みんなホクホクだった。
巨人がボイコットしたドラフトで江川を指名をしたのが、我が阪神タイガース。
そして江川とトレードで阪神入りしたのが、悲劇のヒーロー故小林繁だった。
写真はウチの新聞を見る小林か。
次のシーズン、小林は22勝9敗と獅子奮迅の大活躍をする。
それに対し江川は9勝10敗だった。
日本シリーズで2年連続4連敗と赤っ恥をかいた原辰徳巨人監督。
彼にもこんなスマートで初々しい時代があった。
東海大相模で甲子園に出場したときの、ハラタツノリ。
まあ、あの頃みんな若かった!
巨人は昔からそうですね。それでありながら、ソフバンに2年連続で4連敗。情けない。来年は菅野がいなくなり、大混戦になりそうですね。
作新、江川のワンマンチームで、全く打てなかったですね。雨中のサヨナラ負け、ホンマに可哀想でした。
野球に夢中になった時期がありました。
江川騒動、巨人が札束で引っ叩いて選手を引っ張るのが目に立つようになってから、野球がつまらなくなりました。