今週月曜日放送のNHK「映像の世紀バタフライエフェクト」(月曜10時)は「バブル ふたりのカリスマ経営者」のサブタイトルでダイエーの中内功(功の力は刀)と西武セゾングループの堤清二の成功から没落までの軌跡を描いている。
大体の事は同時代を生きて来た者として知っていたが、そこに最近、僕がよく行く「つかしん」が出てきたのでビックリした。
「つかしん」は1985年に西武百貨店を中核とした大型商業施設としてオープンした。
甲子園球場の2倍の広さにいろんな施設が建ち並び、開業当初は僕もお袋を車に乗せて連れて行った。
そんなことを思い出した。
まさにバブルの真っ只中だった。
しかし次第に足は遠退いた。
阪急塚口駅の北側に位置するが、歩いたら遠いのだ。
バブル崩壊とともにセゾングループも衰退、2004年に「つかしん」から西武百貨店は撤退した。
1度も黒字にならなかったそうだ。
今はグンゼグループが引き継ぎ、結構賑わっている。
栄枯盛衰。
中内も堤もその地位を追われ、失意の内に亡くなった。
元々、繊維会社「グンゼ」の工場の跡地だったんです。グンゼの大きなスポーツクラブがありますね。西武のあとにいろんなテナントやスーパーなどが入り、それなりに賑わってます。温泉もありますよ。