大本山善光寺大本願雅楽

16日　午後6時半　長野市善光寺　灯明まつり
雅楽大本山善光寺大本願雅楽



曲目　越天楽[えてんらく]
唐より伝わった曲といわれていますが曲の由来は不明です
古くから神社仏閣で祝事に演奏され雅楽で最も有名な曲です
平安時代には歌詞がつけられ「今様」として愛唱され民謡「黒田節」にその旋律がみられます

他三曲

雅楽
中国大陸や朝鮮半島から渡ってきた音楽
日本の雅楽は平安時代の初～中期にかけて曲目　楽器編成　音楽理論が整理されその時点でほぼ現在の形に落ち着きました
舞をともなわない合奏だけを楽しむ管絃のスタイルが貴族の間で流行

世界最古のオーケストラ
雅楽には指揮者がいません
鞨鼓[かっこ]という打楽器が指揮者の役割をしている

それぞれの楽器がすべての楽器の演奏を聴いて自分の楽器の演奏を当てはめていきます
自分の楽器だけ知っていても合奏にならずたえずほかの楽器の演奏に注意する必要があります
全員が呼吸や目線で合わせていく室内楽である

[大本山善光寺大本願雅楽会資料より]

雅楽に由来する言葉
千秋楽　　　　　　相撲や演劇の最終日
二の舞　　　　　　前の人と同じような過ちや失敗をすること
二の句がつげない　とんでもないことをいわれ次の言葉がだせないこと
ろれつが回らない　酒に酔うなどしてうまく話せなくなること
やたら　　　　　　みだりにとかむやみになどの意味
打ち合せ　　　　　物事がうまく運ぶように事前に相談すねこと
打ち止め　　　　　物事の終わりや興行の終わり
楽屋　　　　　　　役者などが化粧をしたり衣装を着けたり準備する場所
やぼ　　　　　　　無骨な事や事情に通じないことを言う　語源は不明　
あんばい　　　　　丁度良い具合であること

雅楽に由来する言葉←見てね