フレンチブルドッグ ウォーホル日記。

フレンチブルドッグ服専門店INMYLIFE potemkineの看板犬ウォーホルとルーシーの日常。

オモチャ誤飲事件。

2006-09-12 18:38:45 | ペット
今まで、この日記には書いてはいませんでしたが
実は 先月14日に、ウォーホルがオモチャを飲み込んでしまいました。

飲み込んでしまったオモチャというのは、コレ
20069121
ブニョブニョのゴムで出来たフリスビーです。

このオモチャは かなりのお気に入りで相当遊んでいたので、
一部がちぎれていたり、穴が空いたり裂けたりしていました。
プールの時によく遊んでいたオモチャなのですが、
飲み込んだ時もプールで遊んでいた時でした。

プールのヘリにあごを乗っけて、グニャグニャ噛んで遊んでるなあー。
と思いながら目を離したほんの一秒の間に ゴクンッと飲み込んでしまっていました。
まさか、こんな大きさのモノを飲み込むなんて思ってもいなかったので
油断していました。

急いで喉の奥に指を突っ込んでも一向に吐く気配はありません。
飲み込んだモノの大きさが大きさだけに、どうしていいか分からず
とりあえず動物病院に電話をしました。
しかし、丁度お盆で診察は午前中までです。
電話で話はしましたが、
「吐かないんだったらもう胃の中でしょ。手術して出すしかないね。」
と言われました。
その言い方が、あまりにも突き放した言い方で
「手術するにしても、ココでは手術したくない!」とその時は思いました。
(今では、飼い主の監督不行届きで起きた事なんだからそういう言われ方をしても
仕方が無いよな・・・と思っております)
それに、「スグに手術するの?他に方法は無いの?」っていう気持ちもありました。

その後も塩水を飲ませたり また指を突っ込んでみたり
と、色々と試してみましたがウォーホルは全く吐こうとしません。

そして、ネットなどで異物の誤飲の処置方法を色々と見ていたら
“フードの代わりに全食サツマイモに変えたら一週間後に飲み込んだモノが
出てきた”というのを見つけました。

とにかく、全身麻酔をしたりお腹を切開するのは避けたかったので、
それから一週間、とりあえずサツマイモを食べさせてみよう という事になりました。
前にも小さいオモチャを飲み込んだ事があり、その時は翌日に吐き出したので、
今回も数日後に吐き出すだろう・・・という希望もありました。

ですが、一週間食事をサツマイモだけにしてみても
ウンチの量が増えるだけでオモチャは出てきません。
口から吐くそぶりも全くありません。

でも、やっぱり手術はしたくない。
特にフレンチは、全身麻酔はよくないといわれるので躊躇してしまいます。
しかし、いつまでもサツマイモだけを与えていたら栄養失調になってしまうので
いつもの食事の半分の量をサツマイモにする事にしました。

ウォーホル自身は元気なまま、
オモチャを飲み込んでから4週間が過ぎました。
でも、ウンチと一緒には出て来ないし、上からも吐かないし・・・で、
これはもう麻酔がイヤだとか、
お腹を切開するのがイヤだとか言ってる場合じゃない、
今度のお休みに手術してもらおう、という事になりました。

そして、ウォーホルに「水曜日はお腹を切るからね。我慢するんだよ。」などと
何度も言っていました。
口に出して言う事で、自分達を納得させる意味もあったと思います・・・。


そんなこんなでドキドキしながら過ごしておりました今朝。
ベッドの上で「ケホッケホッ」と えづいているウォーホルの声で目覚めました。
「どうした!?」と飛び起きると
ウォーホルの口から黄色い物体が見えるではありませんか!
急いでそれを引っ張りました。
やっとオモチャを吐きだしたのです。
その後、一回胃液を吐きましたが すぐにもう“ケロッ”とした顔をしています。
もう、自分としては涙が出るくらい嬉しくて「良かった良かった!」と
喜んでいたのですが、その様子にビックリしたウォーホルは
「ウゥ~、ウゥ~。」と、うなっていました。
全く自分の立場を分かっていません(笑)

ウォーホルにしてみたら、この約ひと月は
「なぜか分からないけど、毎日甘くて美味しいおイモのごはんだワン~♪」とか
「してもしても、スグにウンチがしたくなって困ったワン。」とか
そんな風にしか思っていなかったのかもしれませんけどね。


しかし、手術の前日に吐き出すなんて、作り話のようです。
「お腹を切られるのはイヤだワン~!!!」って
急いで吐き出したんだな・・・と思ってしまいます。


まあ、こうして吐き出してくれたから良かったですが、
本当なら1週間が経った辺りで切開して取り出すのが
正解だったのかもしれません。

でも、なぜすぐにそういう行動を起こさなかったと言うと、

○最近のウォーホルは病院に行くともの凄く興奮してしまって、
 その状態で麻酔なり手術なりをするのが心配だった。
○出来ることならお腹にメスを入れる事は避けたかった。
○飲み込んだものが固くて鋭利なモノではなくゴムだった。
○人間だって異物が体の中に入ったら、何とかして体外に出そうと自然と
 体が働くのだから、自然に出て来るのを待ったほうがいいよなあ・・・とも思った。

といった所です。


ま、今回はなんとか寸前でお腹を切るのは避けられましたが
これからは与えるオモチャの種類も考えないといけませんね。
オモチャ以外でも気を付けなくてないけません。
犬に何か問題が起きる時は ほとんどが飼い主の責任ですもんね。
しかと肝に銘じておきます。


こんな事、恥ずかしくて日記には書きたくはなかったのですが、
自分達みたいにネットで検索して参考になったように
どなたかの参考になれば良いな、と思い 恥を忍んで書きました。

で、吐きだしたものがコレ。(携帯電話は大きさの比較です)
20069122
20069123
いっぱい穴が開いていたり裂けていたのが幸いしたようで
うまく折りたたんで胃の中に留まっていたようです。
それに、食事をサツマイモにした事で、オモチャを腸に詰まらせる事なく
済んだのかもしれません。
この事を相談していた方には「奇跡だ」と言われました。
本当にそうですよね。
ウォーホル、辛い思いをさせて本当にごめんね。


オモチャはもう出てきましたが、今日の朝ごはんも おイモ半分フード半分のごはんでした。
茹でたおイモが余っちゃってたからね。出てきたお祝いにお豆腐も混ぜてあげました!

20069124
その後、何事もなかったかのように元気に公園を走り回るウォーホルを
見ていると、しみじみと「本当に良かったぁ・・・。」と思うのでした。


20069125
フリスビーもこれからは固いので遊ぼうね!



ノエちゃんと仲直り?

2006-09-12 16:08:01 | お店
日曜日。
ノエルちゃんが来てくれたよー♪
20069101
ノエちゃん、今日もかわいい格好してるねー!


20069102
ここしばらくウォーホルとの仲がギクシャクしていましたが(原因はウォーホル)、
段々と昔みたいに仲良くなってきたね!


20069103
ノエちゃん:「もっとアップで撮ってワン~♪」


ノエちゃんが帰る時に外までお見送りしましたが・・・
20069104
なんだか名残惜しそうなウォーホル。


20069105
ノエちゃん:「もう~、しつこい男は嫌われるワンよ!」

そうだよウォーホル、オマエは何にしてもしつこいからな。
おとうさんと同じだ(笑)

* * *

そして月曜。
今日はルーシーもいるよー♪

20069111
なぜかウォーホルは、
ルーシーの伸びるリードの持ち手に興味を持ち始めて・・・。


20069112
ウォーホル:「おかあさん!ぼくが持つワン~!!」


20069113
おかあさん:「大丈夫?ちゃんと持てる?」
ウォーホル:「ちゃんと持てるワン!」


20069114
ウォーホル:「ルーシーっ!勝手に歩き回っちゃ駄目ワンよ!!」

・・・なんてバカな事をして遊んでおりました。