「一杯のコーヒーから」と云う、古い古い流行歌がありました。
昭和14年頃に流行った歌のようですから、私の生まれる2年前から歌われていた歌になります。
それなのに、只今80歳の私が何で口ずさんで歌えるのでしょうね~~
私の生まれた昭和16年と云う年は、勝算のないまま太平洋戦争に突入した年でした。
終戦の昭和20年までは、軍歌だけ公然と歌える世情だったはずなのに、当時まだ幼児だった私が何で覚えられたのか・・・不思議・・
話は違いますが、一杯のコーヒーから夫に対する気持ちが大化けしたお話です。
先日の昼下がりのことでした。
パソコンに向かって何やら書き物をしていましたら、夫が「母さん! コーヒーをどうぞ」とアツアツのコーヒーをわざわざ運んで来てくれたのです。
これぞ青天の霹靂でした!
こんなことも出来る人だったのだ!
50数年連れ添って、初めて知った夫の内側にある一面を・・・
以前、夫の今は亡き親友O様が私に言った言葉が思い出されました。
「Y子さん、旦那さんの女性陣に対する優しい行為は有名ですよ・・」