二日目 朝食をすませ 8時出発 8時30分打ち始め
【75番 善通寺(ぜんつうじ)】 ご本尊:薬師如来
京都の東寺 和歌山の高野山とならぶ 弘法大師三大霊跡のひとつで敷地は広大です。
ここ善通寺はお大師様がお生まれになったところだそうです。
山門
中門 でしょうか こんな門もあります
本堂
お大師堂 と呼ばず こちらでは 『御影堂』 というんだそうです
御影堂地下にある 約100メートルの『戒壇めぐり』
真っ暗闇の中 法号を唱えながら大師と結縁する道場とのこと。
大変気になる・・・こちらへ入る予定はなくて また自由時間もないため横目で眺めるだけ。
眺めるだけといえば
こんな市も開かれており 時間があればゆっくり見たかったのですが・・・目的はお参りです!
四国霊場88ヶ寺のうち 五重塔 があるのは4ヶ寺だけ ということですが
一日目の本山寺に続き ここでまた見ることができました。
総檜造りの五重塔
そしてここでも 五百羅漢を見かけました
ここの重要文化財の一つに(公開はされていない)
お大師様が木に登り 池に写ったご自分を描いた 自画像があるそうです。
お母様のために描かれたそうです。
【76番 金倉寺(こんぞうじ)】 ご本尊:薬師如来
金倉寺・・・地名の金倉郷にちなんだ寺名 ということですが 付近の地名表示は金蔵寺。
なぜ? 先達さんにお聞きしましたが 「地名のことはわかりません」 失礼いたしました。。
お大師の甥で天台宗寺門派の開祖「智証大師」誕生の地 だそうです。
先達さんのお話がメモしきれなかったので ちと調べ以下は引用させていただきました。
智証大師が2歳の時には 一人で遊んでいる幼い体から
なんとも言えない後光が射しているのを付近の人々が見たといわれています。
そして 「きっと仏様が生まれ変わったに違いない。将来は必ず立派なお方になられるだろう。」と
この地に立派な子が生まれたと喜び合ったそうです。
また 5歳の時には目の前に天女が現れ
「貴方は三光天の一人 星天子であり 虚空蔵菩薩の仮の姿。
貴方が将来仏道に入るなら私がずっとお守りしましょう。」と告げられたという伝説も。
この天女こそが よその子供を食べた罪でお釈迦様に末子をとられ
子供を失った母の辛さを教えられた 後に仏になったとされる
「訶利帝母(かりていも)」 (別名「鬼子母神(きしもじん)」)でした。
こうして訶利帝母に守られて育った智証大師は 修行を重ね
仏法を広めることに精進できたといわれています。
バスはここから入ったのですが
こちらが 山門 になる?
と思ったのですが 気付かず見かけず・・・ 立派な山門があるようです。
本堂
お大師堂
この写真ではわかりにくいんですが・・・とても可愛いいんです
ある方のお顔を頭に浮かべながら 境内から眺めた写真を数枚載せておきます。
【77番 道隆寺(どうりゅうじ)】 ご本尊:薬師如来
山門
仁王門をくぐると ブロンズの観音さんがずらりと並んで迎えてくれる。
西国・秩父・坂東の百観音のほか 観音霊場として名高い各地の本尊 水子供養の観音像や
交通安全の観音像など255が建立されている。
えーっ! 気付かなかった・・・知らなかった・・・予習はしていかないから 先達さんのお話だけが頼り。
特にお話なかったし・・・どこにあったんだろう。
山門くぐってすぐに あじさいがきれいに咲いてることに気持ち100%いってて・・・
あれまっ! 右上に一部写ってるのは 観音様かも!
本堂
お大師堂
お大師堂前にはお大師様と衛門三郎のお姿
潜徳院殿堂
本堂の左裏手 眼病にご利益があると信仰されているそうです。
納め札の裏に 『眼』 『目』 『め』 (カタカナはバッテンになるのでよくないそう)いずれかの字を
数えでの年齢の数を書いて(昨夜ホテルで記入済み)納めます。
でもこれだけではあまりご利益がないとのことで 『眼病平癒祈願御札』 を1000円で購入し
同封の用紙に 『め』 を記入後返送すれば 再度御祈願の後 潜徳院殿堂に奉納してくださり
これで万全・・・とのことでした。
電話でも受け付けておられるそうで 送ってくださるとのこと。
【78番 郷照寺(ごうしょうじ)】 ご本尊:阿弥陀如来
山門
少し歩きます
階段を上がります
本堂
天井絵(というか彫刻なんですが) 色とりどりできれいです!
また階段を上った正面
お大師堂 こちらにも天井絵
お大師堂左手には 『万体観音洞』 があります。
地下回廊となっており 小さな観音像がビッシリ!(30000体あるとのこと)
小さなこいのぼりとかぬいぐるみ・おもちゃ・子どものお菓子など た~くさんお供えしてありました。
先達さんから見学どうぞ と言われたわけでもなく 特別にお話もなく 皆さん帰途に着いてましたが
気になったので急いで見た次第です。(他にも数人一緒に)
お大師堂奥には 『女性の神様』 と矢印があり気になりましたが。。
【79番 高照院・天皇寺(こうしょういん・てんのうじ)】 ご本尊:十一面観世音菩薩
バス駐車場から踏切を渡り ゆるやかな上り坂を少し歩きます。
どこに山門があるのか・・・はたまたないのか・・・よくわかりません
本堂 ふと屋根を見上げると
ありゃ! ひっくり返ってます! ユーモラスな姿です 動物の名前は?
お大師堂
なんか・・・よくわからない門(?)
色とりどりのさつきがまだきれいに咲いてました。
三輪鳥居
天皇寺の正面に 普通の鳥居の左右にやや小さい鳥居を組み合わせた珍しい鳥居があり
なんでも全国に3ヶ所しかないそうです。
以上二日目5ヶ寺 無事打ちおさめとなり 12時45分にバスに戻ったところで
【その①】 に記した出来事が待っていたのです。。。。。
1時間のロスタイムで済んだのは不幸中の幸い
この時間に淡路SAで休憩
冬場には照明がキラキラときれいだった観覧車も 今の季節太陽の下で眺められます
またまた長いお遍路記録ですが 見てくださったお方様 ありがとうございます!
今回【その③】までありましたが・・・まだあります! 【おまけ編】 です! 次回にでも。。
子供が、まだまだ小学生前のとき、
家族旅行に行ったら、
このお大師様のような『上人象』があり
子供が大声で言いました。
『おかあさん~~ん。 お母さんみたいに大きな足の人が居るよ~~』って。
子供は正直なのよ・母親の足が きっと 仁王様の足の様だったのね。納得。
盛りだくさんのお参りで
今日来た友人が「お伊勢さんと出雲には行くべきよ」と言ってました。どらには イミワカンネェーでした。
ご主人がお寺が好き、奥さん神社が好きで アレコレと
どらに説法してくれました。
あたし自分信じるからいいよぉ==でした。
まだ、執筆途中とのことで、次も楽しみにしております。
由来も何も知らなかったので、有難い!
そっか、金蔵寺ってのは、地名だけだったのね。
数回しか言ったこと菜なかったお祖父ちゃんち・・・
鐘をついたり、木に登ったり
いとこたちと、遊んだ記憶があります。
でも、写真をみると・・・
???石畳もなかったし、綺麗になってて
時の流れは、凄いね。
そうそう、確かに・・・町中の、普通のお寺さんでした。
その頃からもう足が大きかったんですか?
・・・っていうかもう成長しきってる頃ですもんね
お嬢様たちも『他の人と違う大きさ』って思ってらしたのかしら?
子どもは人前でも大きな声で思ったこと言っちゃうから
ドキッとすることも多々ありですよねぇ
私は高校生の頃がMaxで 痩せたら(今と10㌔以上差があるんです)ワンサイズ小さくなりましたが。
友人のダンナさん大きすぎて 普通のお店ではサイズなくって
すっごい不便・不経済 って言ってました。
BBさんはそれほどでもないでしょうに 何だかいつも言われてて…
安定感あっていいこともありますよね。
伊勢は年がら年中、出雲は今年すごい人気でツアーがた~くさん出てますね。
私もこうしてお遍路してるけど 正直お寺・神社それほど興味なかったんです
でも行けば行ったでやはり心穏やかになり 何かを感じることができ不思議だな と思います。
ただの観光・お遊び旅行だと出にくいから
今後も『お参りに出かけるんだから』と口実を作り
こういったツアーに参加したいと思ってます。
どらさんは『人の生き方』というものをを悟ってらっしゃるし
人としての修行も終えてそうだから出掛ける必要ないですよね
まだまだお若いのに加齢には勝てませんか…
60を超えるとほんと転げ落ちるように老化が進みます
ボケないよう努力は必要かと思いますが
年齢には抵抗せず受け入れ 上手に共存していかなければ…
最近特に感じてます。
どこを写したら「懐かしい~」って思って下さるのか…
鐘楼 撮ってくれば良かったなぁ 残念!
『木登りした木』もわかってれば撮ってくれば良かったなぁ。
きっとずいぶん大きな木になってるでしょうね。
みるきーさんの笑顔を思い浮かべ会いたいなぁ…
と思うことが多かった二日目でした。