2022年5月4日(水)みどりの日で祝日。晴れ。強風と雨が続いた後、晴れが続いている。
私の散歩コースのゴール地点付近にできた道の駅に多くの人が集まり賑わっている。
暑い日になった。
山がくっきり見えた。
中鎖脂肪酸
*カプリル酸。イメージ図を作ってみた。炭素が8つだ。
酸素と水素、そして炭素がつながっている。この炭素のつながりがいくつあるかで、短い方から、短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸と種類が分かれることを知った。
そして、この炭素に二重結合があれば、これら飽和脂肪酸とは異なり、不飽和脂肪酸となることも知った。二重結合がどこにあるかでまた種類が違ってくる。不飽和脂肪酸は炭素の数が多い。炭素が多く長く種類が豊富なのは長鎖脂肪酸でもあった。
例えば、
オリーブ油のオレイン酸は炭素数18で二重結合が一つ(C18:1 )となる。エゴマ油のα-リノレン酸はC18:3 、青魚に含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)はC22:6 で炭素数が22・二重結合が6となる。
中鎖脂肪酸の概略も知った!
炭素数が8~12程度の脂肪酸
カプリル酸(C8)、カプリン酸(C10)、ラウリン酸(C12)
主成分はこの3つだ。*カプロン酸(C6)も加えている場合もある。
母乳や牛乳、パーム油、ココナッツオイル(ヤシ油)に豊富に含まれている。脂肪酸の中でも脂肪になりにくく、体内に余分なエネルギーをため込まないことが研究により明らかになってきているようだ。消化吸収が早くエネルギーになりやすい。
常温で個体になる。
常温で個体になる。
主成分の特徴
C8(カプリル酸)は炭素8つだから、
消化吸収が3つの中で最も早く、またケトン体の産生も速いため、脳のエネルギーに良いとされている。
1つのココナッツからわずか5~6%しか採れない貴重な成分でもある。
1つのココナッツからわずか5~6%しか採れない貴重な成分でもある。
C10(カプリン酸)はC8(カプリル酸)よりは消化吸収がゆっくりだが、エネルギーへの代謝が比較的早いとされている。
C12(ラウリン酸)は、中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸との境目にある。場合によっては長鎖脂肪酸に分類される成分となる。
C8(カプリル酸)やC10(カプリン酸)に比べると消化吸収がやや遅めだけど、「免疫力向上」「善玉コレステロールの増加」「ウイルスやカンジダ菌、真菌(カビ)の殺菌作用」など、魅力的な特有の効果がある。
C8(カプリル酸)やC10(カプリン酸)に比べると消化吸収がやや遅めだけど、「免疫力向上」「善玉コレステロールの増加」「ウイルスやカンジダ菌、真菌(カビ)の殺菌作用」など、魅力的な特有の効果がある。
ここまで分かったから比較してみよう。
〇ココナッツオイル
C8(カプリル酸)約8%
C10(カプリン酸)約6%
C12(ラウリン酸)約50%
〇MCTオイル
C8(カプリル酸)約60%
C10(カプリン酸)約40%
C10(カプリン酸)約40%
この差をどう捉えるかは、個人の健康状態や使用目的によって違うでしょうが、事前知識がついているから、この差が理解できるようになっているぞ!
ー続くー
参考
MCTは何の略か?
Medium Chain Triglyceride(中鎖脂肪酸)の頭文字の略