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青空ーすべてはバランス

2020年8月の世界自然災害

〇2020年8月16日デスバレーの最高気温
これまでの世界最高気温の記録は、1913年7月に同じくカリフォルニア州 デスバレーで観測された56.7℃ですが、この記録には疑問が多い。デスバレーでは2013年7月に観測された54.0℃という記録が確かなようです。そして今年2020年8月16日に記録された気温が54.4℃。8月としては世界史上最高だそうです。1913年7月の56.7℃を正式記録とすれば世界史上2番目の高温となる。
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現在、地球の平均気温は15.6℃前後。5000万年前の始新世初期には21.1℃ほどだったという説がある。極地に氷はなく、熱帯の海は35℃もあったという。それよりさかのぼれば、9200万年前、白亜紀には、地球の表面温度は約29.4℃に上昇している。2億5000万年ほど前のペルム紀と三畳紀の境には、極端な地球温暖化現象が発生し、地球の平均気温は32.2℃くらい。  
もちろん現在は氷河期の中の間氷期で南極・北極があるが、上記の超温暖な灼熱の地球には氷の南極はない。
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〇新型コロナウイルス対策の消毒
世界中が消毒として化学物質を大量に散布している。
当初から中国、韓国、フランス、スペインなどでは、トラック、ドローン、ロボットなどを使って大量の消毒剤を人口密集地域の道路や公園に散布されている。スペインのある村ではトラクターが何百リットルもの漂白剤を公共のビーチに散布したそうです。 

世界保健機関(WHO)や感染症の専門家は、消毒剤の散布は効果がないだけでなく、化学物質を吸い込むことによる呼吸器への刺激など、健康被害をもたらす恐れがあると訴え始めています。たとえば漂白剤とアンモニアを混ぜた場合などは、有毒ガスが発生し、命に関わる可能性もあるとWHOは警告している。

野生生物が死んでいるが、何より多くの生物が大量の化学物質を浴びてバランスをくずしている。この影響は必ず人間にかえってくる。



〇小惑星接近
自動車サイズの小惑星が、8月16日に地球の南半球2950キロ上空を飛んでいったそうです。場所によってはかなり明るく光っていたそうです。問題は、危険な小惑星を探すための観測プログラムで監視しているものの、 NASAも接近の6時間後に気がついたということ。太陽から侵入してくると観測が難しいらしい。最近は火球目撃の報告が相次いでいる。



〇北極海の海氷が最低に
7月の北極海の海氷は、1979年に人工衛星による観測が開始されて以来、どの年の7月よりも少なかったことが分かった。
1980年代の7月は平均で米国やカナダの面積にほぼ匹敵する約980万平方キロメートルが氷に覆われていたが、今年7月は720万平方キロメートルだった。毎年7万平方キロメートルずつ縮小している。 
夏の間に縮小する氷が最も小さくなるのは9月だという。学術誌「Nature Climate Change」に掲載された研究報告では、2035年までに北極海の夏の氷は完全に失われる可能性が高いという。 
氷河期の定義は極地に氷があること。その一方が夏になくなるのだ。

 
写真は
乙姫の花笠さんによるイラストACからのイラスト


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