2022年5月27日(金)くもりのち晴れ。
夜また雨が強く降ってきた。朝には止んで曇ってたけど昼から晴れてきた。
前夜の雨で空気が澄んで山もくっきりと見える。
エネルギーを生み出すミトコンドリアに感動してたけど、ミトコンドリアは同時に二酸化炭素や活性酸素を生み出している。
活性酸素はどうなるのか?
「呼吸ーエネルギーを生むATP」の記事では、図にしてみた。
悪名高い活性酸素はここで確かに排出されている。
吸い込んだ酸素の約2~3パーセントが体を酸化させる「活性酸素」に変化しているといわれているようです。
活性酸素といえば、DNAを傷つけるとか、強い酸化作用があるとか、だから、ガンとか老化、生活習慣病に深くかかわっていると聞いてきました。
抗酸化作用のある食物を食べなきゃ!!!と一生懸命になります。
しかし、活性酸素が役立ってる!!!
白血球の好中球やマクロファージという免疫細胞がこの活性酸素を役立てている。細菌などの外敵を白血球の中に取り込んで殺すときに大量の酸素を消費して活性酸素を作り出して、その強い毒性で殺す。
このことについてはこちらでも紹介している。
活性酸素は4種類ある
活性酸素は4種類あるそうだ。知った名前のものもあるぞ!
体内に入った酸素は、「スーパーオキサイドラジカル」という活性酸素に変わり、さらに「過酸化水素」「ヒドロキシルラジカル」などへと姿を変えて最終的には水になるようだ。このほかには「一重項酸素」という物質が発生することもあり、これらを活性酸素と呼んでいる。
過酸化水素は知ってる。けがをしたときにオキシドールを傷口に塗ると、泡が出て細菌を殺してくれます。いい例ですね。
ミトコンドリアから排出される活性酸素は、免疫に攻撃力を与えているという大切なことをしているが、過剰な活性酸素は老化のスピードを速めたり、あらゆる病気の元凶にもなっている、ということだ。
体に異常が起きると、細胞が自己防衛のために反応し、サイトカインという物質を出す。それが必要以上に免疫を引き寄せると、炎症が強く起きる。
炎症のほとんどには活性酸素が関わっていて、長引く炎症は体に活性酸素の悪影響を及ぼし続けることになる。
バランスなんだね。