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青空ーすべてはバランス

がん細胞とウイルスー2 ウイルスでがん治療薬を作った?

2021年6月6日(日) 雲が多いながらも今日も晴れ。関東東海が梅雨入りした。

私はニュースを見逃すことが多い。実は5月25日に報じられたニュースでびっくりするニュースがあった。
私がこのブログで「がん遺伝子」のことを書き終えた後知ったことです。それにしてもタイミングが良くてびっくりした。

悪性の脳腫瘍の治療薬として、ウイルスでがん細胞を攻撃する国内で初めての薬を期限付きで承認することが決まった。
薬は、神経膠腫(こうしゅ)と呼ばれる悪性の脳腫瘍の治療薬として第一三共が開発した「デリタクト」。

どういうことか?
遺伝子の組み換え技術を利用して作ったウイルスを脳の腫瘍に直接投与してがん細胞を攻撃する仕組みだそうだ。

ウイルスを使ったがんの治療薬が国内で承認されるのは初めてで、1か月程度で正式承認されるという。ただし、7年間データを集め有効性と安全性を改めて確認するという条件が付いている。
対象となるのは悪性の神経膠腫のうち、手術や放射線治療などの標準治療で効果が見られなかった人で、小児も対象になるということです。


脳の腫瘍内に、ウイルスを一定間隔で最大6回注入する。
東京大医科学研究所の藤堂具紀教授がヘルペスウイルスの三つの遺伝子を改変し、体内に注入したときにウイルスががん細胞内のみで増殖し、がん細胞を攻撃するように設計した。正常な細胞ではウイルスは増えないようになっている

有望な薬については審査期間を短くする「先駆け審査指定制度」の対象になっていたそうだ。

ウイルスががん細胞だけを死滅させるなんて、どういうことになってるの?
それにしても、ウイルスとがん細胞との組合せとは何というすごい時代になったのだろう!


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