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杏仁豆腐に赤い実がトッピングされています。それがクコの実です。写真はマックスバリューで買ったクコの実です。
クコの実は乾燥させると、デンプンが糖類に変化する糖化が行われ、少し甘味をもち食べやすくなります。と言ってもカロリーは低く栄養価は極めて高いから驚きです。栄養などについて調べてみました。
ビタミンの事については、こちらを参照してください。
1 まず、どんな栄養素が含まれているのか?
ビタミンA・・・夜間の視力の維持を助ける・皮膚や粘膜の健康維持を助ける。(不足の場合:夜盲症、角膜乾燥症、抵抗力の低下、皮膚や粘膜の上皮の角化)
ビタミンB1・・・ブドウ糖(炭水化物)からエネルギーを作り出すのに必要・神経の機能を正常に保つ。
(不足の場合:多発性神経炎、食欲不振、神経障害、重症な場合は脚気)
(不足の場合:多発性神経炎、食欲不振、神経障害、重症な場合は脚気)
ビタミンB2・・・タンパク質や脂質の代謝・エネルギー産生に関与。(不足の場合:発育不全、口内炎、口角炎、舌炎、脂漏性皮膚炎、角膜炎)
ビタミンC・・・コラーゲンの生成に関与。毛細血管・歯・軟骨などを正常に保つ。皮膚のメラニン色素の生成を抑え、日焼けを防ぐ作用、ストレスやかぜなどの病気に対する抵抗力を強める働きがある。抗酸化作用。(不足の場合:壊血病、皮下出血、骨形成不全、貧血)
ビタミンE・・・抗酸化作用により体内の脂質を酸化から守る・生体膜の機能を正常に保つ・赤血球の溶血の防止・生殖を正常に保つ・・・これらに関与。(不足の場合:不妊、歩行失調、位置感覚障害)
アミノ酸(18種類)・・・特に注目されているのがベタインという成分です。過剰な糖分の吸収を防ぐ効能を持ち、血管軟化作用、血中コレステロール、中性脂肪の低下作用があるので、高脂血症や肝機能の改善に効果があります。高血圧や糖尿病の改善にも役立つと思われます。
ルテイン、ゼアキサンチン・・・スマホやパソコンのブルーライトからの保護作用や傷ついた目を修復する作用もある。ビタミンAとともに目に良い効果が期待される。
その他・・・β-カロチン、カルシウム、リン、鉄
βカロテンはビタミンAに変換されて作用することから、生体内では皮膚や粘膜の健康を維持したり、光の刺激反応に重要な役割をしたり、様々な細胞の増殖や分化に効果あり。また、抗酸化作用および免疫機能の活性化作用がある。
以上をまとめるとこうなると思います。抗酸化作用、免疫機能の活性化、滋養強壮、目の健康、老化防止、皮膚細胞の活性化(皮膚の免疫力を高める、美肌)、成人病予防。
注意事項
私のブログでいつもお伝えしているのは、「バランス」「適度」です。クコの実は、ビタミン剤よりはるかに優れているとも言えるし、すごい効果があるとびっくりしますが、摂取のしすぎは禁物です。逆効果や副作用があるようです。
一日数粒でいいんです。それを毎日続けることが大切!!!何でもそうですが、摂取したりしなかったり、いい加減なやり方、過激なやり方は何の効果もありません。本当に体にとって良い情報も、それを利用する方法を誤れば何の効果もないばかりか、逆効果になることもあるということを十分に理解し継続実践すべきです。