2006年「フランス・パリ」
世界最大のルーブル美術館で行われた「メゾン.エ、オブジェ」展。
アーティストYukako fukudaさんの作品の前におかれた私の白磁です。帰国後のお話し「フランスはドィツと１００年も戦争して、国民の意識の中に、戦争が始まり家が壊され、物が盗られるとの思いから美術品を家にあまり置かず、いつ始まるかもしれない戦争の恐怖心から今日の食事の方が大切との思いがフランスの美食文化の繁栄に繋がったそうです」。作品が一人歩きしてお国柄がうかがえます。素敵な作品との出逢いに感謝。
レーサーに憧れ、鈴鹿サーキットで常にチャレンジチャレンジの楽しい時代。ギリギリがたまらなく私を引き付け戦いの中へ、今は「白磁粋」「粉青磁粋」の作陶が昔のようにギリギリに連れていってくれる。作陶展にはこの写真も共に、今も変わらぬ気持ちでいられる自分が、幸せに思えます。
工房、ギャラリー「ワタル」
工房に妻が作ってくれた「赤いのれん」。細く今にも切れそうな赤い糸で結ばれた私の妻が、強く破れそうにもない「赤いのれん」を、二人の手造りのお店が少しずつではあるが、前に進んでいる。お店に訪れていただける方々との、出逢いが、とても大切に思われます。