幼稚絵NJU

幼稚絵NJU(MONJU NO CHEST) ブログ

不安を広げるだけ広げ、心のサポートをしなかったマスコミ……そして

2021-03-10 17:44:56 | 日記
誰のせい、何のせいとか言っても解決は出来ない。

だが、私の……いや、不特定多数の人間の悲劇はその日からだと
私は思っている。

相模原障害者施設殺傷事件の起こった日。
2016年7月26日


植松死刑囚が起こした事は、とてつもない酷い
独りよがりの
犯罪行為だ。
しかしそれだけではない。

マスコミは、彼がどういう人間かという事を

バラエティーニュース番組

で、取り上げた。
「**を言った。」
「**をしていた。」

植松受刑者は、事件を起こす少し前までは
仕事をし、挨拶もきちんと出来る好青年だった。
ただ、プライベートな世界では
やんちゃと言われるグループの一人で、ドラックも
やっていた。
刺青を体に彫っていたという理由で解雇された。


だが世間一般では、措置入院したばかりの精神病患者
という情報が一人歩きする。


【精神的におかしく、**すという事を言う人間は危ない】

それが植松死刑囚と
普通の人間をわける
線引きに……。

世の中の不安は、形では見えずらい。
しかし、ネットの掲示板では

植松をののしる。
植松を神のように思う。
そして
世の中の他の精神的におかしい人間を
**すべき。
という意見が書きこまれた。

 他にも植松同情論。
 障碍者に対する悪口、逆に障碍者を憐れむ意見もありました。
 私は、植松死刑囚をかなり否定した文を書きました。
 その気持ちは、今も変わりません。



その事件で感じた不安

ネットで書かれたものも
そのままに。

不安は蔓延した。

メンタルの悩みを増長させるマスコミ。

精神科に通う人間は多く、その家族も更に多い。
そういう人々を差別している人間もまた多い。
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両方の、違う方向性の不安を
  何故
国や保健所は
サポートしなかったのか?
特に相模原市住民の心のケアをしなければ
到底元の生活に戻ると思えなかった。
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人間の価値を他人が決め
命さえも奪うその考えも
伝染病のように広がったように思った。


私は、その衝撃的な思いを忘れないために

記録をここに残します……。


*一部加筆修正しました。







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