*大杉栄とその子供摩子(永山栄太と加藤柚凪ちゃん)
↓私のインスタから貼りました。
ふたりは短い人生とはいえ濃密な日々だった。
他の脇役も、ちょっと出るための人間では無く、一般人とは違う人生を
歩んだ。
なのに、有名な話しを後日談と済ませてまでやりたかった事は、ドラマ
最終回の特に半分あたりから。
そう、関東大震災が起こってからの話しである。
関東大震災が起こって間もなくデマが飛んだ。
流言の内容はここでは書かないが日本人の命が危ないという事で
外国人(主に朝鮮人)狩りが普通の人々によって行われた。
文献によると、彼らは発音の悪い人間や天皇の名前を言えない人間を見つけては
虐殺をし、当時の警察に報告をして
「で、ご褒美はいかほどですか」という一般人が
溢れていたそうである(嘘だと思うなら確かな文献を調べて下さい)
被害者の中には田舎からきて、うまく発音を出来なかった者もいたという。
この件は、映画「もどり川」でもう少し長めに描いている。
主演は萩原健一さんです。
ドラマではそのシーンは数分あるのみですが、大杉一家以外にも
虐殺された人間は多くいたので、書き足しました。
今朝私は、この事について検索をしていました。
そしてその中から、これは相当調べているなと思う人の論文を見つけました。
当時の警察や役所の書類等から考察をしています。
気になった方は検索→ダウンロードをしてこの論文を読んでみて下さい。↓
そしてドラマは、大杉栄と野枝達が捕まってからスポットライトを浴
びたような作りになっていた。
野枝と小さい少年はふたりで、別部屋に連れていかれた大杉を待っていたのが
真実のようである。そこで確かに梨を最後に食べていたと。
野枝もきっとその時は何の罪も無い女子供まで暗殺されるなんて
不条理すぎて考えられなかったのだろう。
しかしその後、怒りぎみに甘粕に受け答えていたようである。
「淫売」
などと甘粕に言われればカッとなるだろう。
このようにドラマ版ではなっているのですが、野枝は世間的にも
実際そのように罵られていた。
その前にも野枝は大杉が公務執行妨害で捕まった時に内務大臣に何メートルもの長さの直訴状を書いている。
それは喧嘩腰だった。
多分その直訴状を元に野枝のあの問題の台詞を作り上げたのではないかと
思うのだが。
ております。
後藤新平記念館
この資料は岩手県奥州市に在るそうです。
「吹けよ あれよ 風よ 嵐よ」
と井戸の中から死んでも野枝は呟く。
魂から発するような言葉は
何が来ても決して負けはしないという本来の決意表明の意味と重なり
視聴者の心に野枝の無念さをも伝えているようであった。
吉高由里子さんはまるで野枝にのりうつられたように演じていて
迫真の演技でした。
そして永山栄太さんも、最初は似てないと思いながら見てしまいましたが
アナーキズムのスターの風格を帯び、良かったかもと思いました。
稲垣吾郎さんも、私の推しの役を演じてくれてありがとうございました。
加藤柚凪さんもあどけない魔子の役、ご苦労様でした。
kiyasumeさんも見れました?…
コメントありがとうございます
♪(´▽`)
NJUさん、
見れた良かったね、、、
また来ます。。。。( ◠‿◠ )