*双極性障害*(躁鬱病)だったわたしの断薬日記。。

14年の「双極性障害」からの精神薬「断薬」。自身の経験を生かし、現在「ライフ・コーチ」として活躍。「礼」の活動奮闘日記。

薬を飲み続けても地獄。薬を止めても地獄。

2016年10月02日 | 減薬・断薬のススメ

双極性障害と診断され、精神薬を飲んで12年。断薬をして二ヶ月ちょっと。

先日弱音を吐かせていただきました。

【頑張って断薬したけど。。】今日は弱音を吐きます。

 

あまりにも体が辛くて、心が折れそうになりました。

「薬を飲み続けても地獄。薬を止めても地獄。」

まさに、そんな心境でした。

ようするに、長年薬を飲んでいた人が、その一切の薬を止めると言う行為は、

相当な覚悟が必要だと言う事です。

よほどの理由と覚悟がなければ、

「やっぱり少しくらいは薬を飲んで生活しよう。」

に、収まってしまうのです。

だって、薬を完全に飲まなくした時の辛さより、薬を少し飲んでいた方が、遥かに「楽」だからです。

 

でも、それでもなお、頑張って断薬にこだわるかと言うと。

「薬を飲み続けたら一生地獄。薬を止めたらいつかは天国。」

そう、信じているからです。

 

わたしは、今まで薬に頼って依存してきた、意思の弱い人間だって、思ってたけど。

わたし結構意思が強いじゃん!って、今は思ってます。

 

そして、日々、精神状態がふらふらして不安定なわたしが、悩みながらも頑張ってこれるのは、

まわりにわたしの事を支えてくれる人たちがいるから。

それは、もともと側にいる人もいれば、

この断薬をきっかけに出会った人たちの支えもある。

 

「人間って、もともと強い人なんかいない」

って、わたし思ってます。

だから、今、弱くても良いんです。

強そうに見える人の事、羨ましいって思うけど、

そんな人たちだって、いろんな辛い経験したり、いろんな事に悩み、考えて生きてきたと思う。

そうやって、自分で悩み考えて来た人だけが、強くなれるんだと。

わたしは、そう思います。

 

「自分は弱い」んじゃなくて、薬を飲んで「何も考えられない自分」になってしまったから、

考えるのが辛いんです。

薬を止めたら、本当にいろんな事に悩み苦しみます。

でも、人って、それが当たり前なんです。

元気な人もそうやって生きているんです。

 

わたしもまだまだ不十分過ぎるけど、負けないで、頑張り抜きます。


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