兵庫県加西市にある鶉野(うずらの)飛行場跡の周りには、戦後70年以上たった今でもいたるところに戦争遺跡が現存しています。
市も、戦争遺跡めぐりガイドブックなどを配布していて、北条鉄道法華口駅から、今月オープンした「soraかさい」まで遺跡を見て回ることが出来ます。レンタサイクルも用意されています。
今回は、「soraかさい」から歩いていける無蓋掩体壕(むがいえんたいごう)と機銃座2ヶ所だけ行ってきました。ただ、この2ヶ所は、、ガイドブックには記載されていませんでした。
無蓋掩体壕は、土盛りで飛行場周辺に55ヶ所が備えられていたそうです。屋根部分がないので、木の枝や木の葉で機体を隠しました。
風防の上に見えるのが「soraかさい」です。歩いて10分程度でこの場所に来られます。
無蓋掩体壕だけではわかりにくいですが、飛行機が置いてあると雰囲気が良くつかめます。飛行機はおなじみのT6テキサンです。露天での展示ですが綺麗な状態を保っています。有志の方々がメンテナンスをされているのだと思います。
暗緑色で塗装されると日本軍機に見えてくるもんですね。
バックショットは、T6の特徴でもある脚の短さも見えず、かっこよく見えます。
機銃座にも、「男たちの大和」で使用された25ミリ三連装機銃が展示されていました。実際には三連装ではなく連装機銃だったようです。
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