過去に、端島を訪れた時のネガを、やっと探し出しました!
撮影日は1986年5月17~18日でした。ネガを見返して見ると、36枚撮り5本しかなく意外と撮ってないなと言う印象です。
今のデジカメと全く違うのは、コマ一枚一枚の絵が違うんです。大切にシャッターを切っているのが伝わってきます。
最初は2泊3日のつもりで、上陸したものの、2日目に、「明日天候が悪くなるからすぐに帰りなさい」と、送ってもらった船の方が、迎えに来てくれました。
天候は2日とも良くて撮影にはいい天気だったのが写真からもわかります。正面に端島、右に中ノ島が見えます。
閉山して12年後の姿です。
悔やまれるのは、カラーで撮っておけばよかったと・・・でも学生の身でカラーフィルム、現像、プリント代となると経済的に厳しいですね。
今では、スマホでモノクロ写真をカラーにできるアプリもありますけどね。
凄く貴重な画像だと思います。
私も廃墟に建造美を感じる端くれですが、2000年代以降のデジカメ画像は他誌でもよく見るものの、閉山12年という状態は希少だと思います。
私も高校の修学旅行当時は「写ルンです」でしたし就職数年後もフィルム主流でした。「現像しないと(成否が)分からない」というのはZ世代では信じられないでしょうね。
宮ちゃんさんもフィルム主流の時代をよくしっているのですね。フィルム全盛時代には、ローソンで現像とプリントで500円の時代がありました。今では、受け付けてももらえません!今考えると不便だったかもしれないけど、出来上がるまでのワクワク感は、今のデジタルにはない感覚だったかもしれませんね。