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=1979年モデルアート7月号=ホビーショーでのウォーターラインシリーズの紹介ページです。
1979年(昭和54年)は、艦船モデラーにとっては特別な年になったであろう出来事がありました。
なったであろうというのは、わかまる自身、読んでいた情報源と言えば、少年ジャンプ、学研の学習雑誌、友達の家で見る「丸」など、模型に関する情報は皆無な日々で、知る由もなかったのです。今になって思うことを書いております。
この1979年は、久々にウォーターラインシリーズの新製品がタミヤさん、フジミさんから発売されて、艦船モデラーを喜ばせてくれました。
さらにホビーショーでは、アオシマさんからは「キエフ」「ミンスク」「迅鯨」「長鯨」、タミヤさんからは「ミッドウェイ」「靖国丸」、ハセガワさんからは「エンタープライズ」「明石」、フジミさんが「ニミッツ」「伊良湖」の開発が発表され、ウォーターラインシリーズの未来への希望あふれる年になったのです。
これだけの開発発表は、どれだけの艦船モデラーを喜ばせたことでしょう!
翌年の1980年には、アオシマさんから「キエフ」「ミンスク」が発売されて、さらに本気度を再確認したことと思います。何しろ、一番可能性が低そうな、ソビエトの艦船が発売されたわけですから、「ミッドウェイ」「エンタープライズ」「ニミッツ」の発売は時間の問題だと思っていたと思います。
しかし、まてども発売されることはなく、ウォーターライン休眠期の80年代に突入をしてしまいました。
今年は発売されるんじゃないか?そんな期待感でウォーターライン冬の時代を乗り切ったモデラーが多かったのではないかと想像できます。
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