タミヤ「エンタープライズ」1/700

エンタープライズがついに完成いたしました。

２０１２年５月２５日に、廃艦使用で製作を始めてから３年間。本物が完成してもおかしくない期間です（笑）

わかまるの初めてのプラモデルは、レベルの「エンタ－プライズ」でした。幼稚園の頃だったか、遥か過去の事ですが名前はなぜか鮮明に覚えているのが不思議です。

当然子供に作られるわけもなく、父親が作ってくれた完成品を見て「かっこいい！」と思ったものです。

ただ、なぜそのキットが我が家に来たのかはいまだもって不明です。

そんな昔の事を思い出しながらの作業でした。

ビッグＥと言われるくらい戦績の素晴らしいエンタープライズなのに、なぜかキットには恵まれまれていません。非常に不思議です。

タミヤさんの「エンタープライズ」は、中学生の頃に友達が持っていました。日本の空母にはない美しさを感じたものです。資料もなく、その時はグレー１色の塗装でした。

キット自体に手を加える事は自分の技術では限界があるので、珍しいメジャー迷彩塗装をやってみれば見た目がかなり変わるのではないかと思い、製作にも火がついたのです。

塗装には、やはりかなり苦労いたしましたが、なんとかメジャー３３/４Abを再現できたかと思います。以前に、「タイコンデロガ」を塗装した時にも迷彩塗装をしたのですが、こちらは、直線が多くてマスキングはしやすかったと思います。船体の構造もエンタープライズよりも平面が多かったせいもあるでしょうね。

迷彩の色指示を間違えて再塗装などで塗装は厚塗りになり、シャッターのモールドもややぼやけてしまいました。

この塗装と、キット制作にとても参考になったのが「艦船模型スペシャル　アメリカ空母大特集」号でした。

この本号が発行されてもう１２年・・・本当に月日が経つのは早い。

甲板にずらりと並んだ艦載機。

翼を折りたたんでいるのは８機のヘルダイバーだけですが、壮観です。

メジャー塗装も苦労しましたけど、完成した時の達成感は、なんともいえません。

完成品を見ながらのビールは最高ですな。

見た目は全体的にかなり明るく写っていますが、実際はもう少し暗く落ち着いた色をしています。

デジカメで撮ると美肌モードじゃないですが、きれいに写りますね。