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四式戦「疾風」初の詳細調査

2017年04月17日 | 時々通信

1973年国際航空宇宙ショー 疾風の飛行

久しぶりに、「疾風」と言う名前を報道で拝見した。

鹿児島県南九州市知覧町の知覧特攻平和会館で展示されている「疾風」を詳細調査するという話だ。

いま更調査・・・と言う感じがしないでもないが、この「疾風」に関しては複雑な思いが交錯してしまう。

この「疾風」を初めてしったのは、雑誌「丸」だった。もう記憶が薄れるくらい過去の話だ。「疾風」が日本の空を飛んでいるかっこいい姿が掲載されている誌面に感激したものです。その後、タミヤさんのプラモデルを買ったのは言うまでもないだろう。

それから何年か経って、その機体が、京都の嵐山美術館に展示されていると聞き、見に行きその姿にまた感激したのですが、そこでふと、飛行可能だったのに展示だけでもったいないなーと思った事。

それからは、ほったらかし状態で、気がつけば嵐山美術館は閉鎖され機体の行方が心配されましたが、現在の知覧特攻平和会館で展示されるという事で安心したこと。ここにも、見に行ってきましたね。約20年ぶりの久しぶりの再会でした。記念館では、数々の展示に涙が止まりませんでした。

しかし、安住の地にたどりついたかもしれませんが、飛行が可能な状態だった機体が飛べなくなってしまったのはとても残念。アメリカにそのまま残存していたほうが飛行機としては、幸せだったのかも、もしかすると今でも大空を飛んでいたんじゃないだろうか・・・しかし、知覧での休息・・・難しいです。

ただ言えるのは、初の詳細調査と言う文言が示している通り過去の大戦のものに対して大切にするという意識が日本人は低いと言うことだろう。

今回調査をしてくれる、知覧特攻平和会館には感謝の言葉しか見当たらない。

せめて、機体に命が宿る、発動機「誉」の始動ぐらいできるようにしてほしいですね。



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