1/72の赤城の艦橋を買ってから、1/72の飛行機を作らねば!と思い零戦21型も購入していたのですが、やはり「攻撃機のほうが絵になるよね」と言うことで、1973年発売の、マニアさんの「97式艦上攻撃機」を手に入れました。
マニアというのは、以前あった模型会社です。解散後は、金型がハセガワさんに移り、現在にいたります。
ハセガワさんのキットは以前に買って写真撮影用に飛行バージョンで作った事がありました。部屋では見かけないが、この機体はどこにいったのだろう・・・
同じキットを作るのも面白くないので、ルーツのマニアさんのキットが今のハセガワさんのキットと値段がほぼ同じだったので即買いでした。
ボックスアートはかっこいいんですが、メーカーのマークも縮尺もキットの名前もまったくないシンプルそのもの。
サイドには「97艦攻」と、あっさり。
金型が新しい頃のキットだけあってバリなどは見当たりませんね!プラモデルは古いほど、新しいのだ!
キットに入っているものも充実しています。
組み立て図に、カラー図、上から見た迷彩図、アンケートハガキ、アンケートへのメーカーからの回答など。
中でも、メーカーからのアンケートへの回答が凄い!
多く寄せられていた件についての回答なのでしょうけど、ちゃんと答えをキットに入れてまでモデラーに伝えるなんて、素晴らしい模型メーカーさんですね。
会社がなくなったのは非常に残念ですが、金型が移籍して今でも販売されている事を思うと、マニア魂は生き続けているということですね。
97式艦攻以外にも、九九式襲撃機や九七式戦闘機も引き継がれているようです。
当時800円もしていたのですね。アンケートにも、マニアのキットは高いとモデラーからの質問に答えていましたが、子供にとってはたしかに高かったでしょうね。私も、この令和の時代に800円で買いました。同じ800円でも全く違う金額ですね。お金の価値が時代で変わる。大人になってお金の感覚が変わる。不思議ですね。