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雑誌を読み返す事はよくあっても、文字ばかりが並んでいる本を読み返すことはほとんどないわたし。
しかし、「日本軍の小失敗の研究」から、「連合軍小失敗の研究」「ドイツ軍の小失敗の研究」さらに「戦場における小失敗の研究」とありますが、すべて読み、さらに、何度読み返しても面白い!
勝者の中にも失敗があり、負けるべくして負けた日本軍の失敗など読み応え十分です。
最初に購入した「日本軍の小失敗の研究」の出会いからもう20年あまり、著者の三野正洋さん(みの・まさひろ)の本は他にも面白い著書がありますが、この「失敗の研究シリーズ」は別格です。
今では、文庫本にもなっていて手軽に読めるのもいいですね。
現代社会にも通じるものがある失敗の研究。社会、仕事、会社でも役立つことがたくさん隠されていました。
テレビでチラリと見たことがあったのですが、社員に失敗したことを報告させるのが大事と言っていた経営者を見たことがありました、まさにその通りですね。失敗から学ぶ事!報告って・・・なかなか難しいですけどね。
あと、佐貫亦男さんの著書も大変参考になります。ドイツの重爆ハインケルHe177の失敗など、いかにもドイツ人の悪いところが出たという感じです。
わかっていても、組織をかえるのは難しいですね。
自衛隊様には同じあやまちはしてほしくないです。