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おもてなしは、
料理や、お飲み物、など提供するものやことだけはなく、
そこにいる人、あるもの、しつらえ、空気感、
お庭の木々や、風 などなど、すべてが合わさり、
今から、~お客様をお迎えする~、
そんな私たちの思いと一つになって、
その場が居心地のいい場となってゆく・・・としたら、
とても素敵なことだと思います。
同時に、私たちは、意識しなくても、多くのものやことを、
お庭の木や土や風や空気からも得ていることでしょう。
心の中にある様々な想いや迷い、想念などは
その過程で無意識たちが一掃してくれているそんな気がします。
そして、それらすべてとともに、お客様をお迎えするのです。
これがおもてなしということなのかもしれません。
葉蓋の点前 ![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/49/48cd81c3080f7b98d9aecb6df3d6e8e9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/49/48cd81c3080f7b98d9aecb6df3d6e8e9.jpg)
そんなことを感じていると、
客室乗務員として乗務していた頃のことを思い出します。
お茶事でお客様をおもてなしするのと、
ファーストクラスでのおもてなしには、
たくさんの共通点があります。
かつて、日本のサービスは、世界一といわれてきたことに納得がいきます。
西洋式のサービスと日本式のおもてなしの違いはあっても、
その心は同じです。
お客様をお迎えする時は、 全ての人、ものやことと共に お迎えします。
そこにあるもの、ないもの、すべてと共に迎えるのです。
それら すべてが場をつくり、お客様をお迎えする からです。
皆で共にお迎えする。
だから私は、おもてなしが好きなんだ。
お客様を迎え、おもてなしすることが、うれしいのです。
そんなことに気づきました。
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そして、おもてなしの場である、お茶室です。
このようにたくさんの段階を踏んで、茶室に入ります。
そうです、にじり口から、小さくなって入ります。
誰もが小さく縮こまって入ります。自然と心も謙ります。
いつもとは違った身体部位、筋肉や感覚を使います。
それらも含めてすべてが体験です。
自分自身の身体を意識する瞬間でもあります。
身体とも会話しているのかもしれませんね~
体験茶会 開催中~
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