- 20/9/5 引退
- 5日の新潟競馬では中団後方を進む。促しながら勝負どころへ向かい直線勝負に賭けるが、ジリジリとした伸びにとどまり12着。「ゲートで煩い馬なのですが、発送前の練習の効果もあってか落ち着いて臨めていましたし、出に関してもこの馬にしてはまずまずでした。スタートに不安があるので1400mに短縮することへの不安はあったのですが、今日の出方、行きっぷりから問題なく対応できていましたし、もしかしたらと思わせるほどでした。しかし、いざ追い出すと体力的にきつくなってきたような感じでグッとは来なかったですね…。火曜日追いを行い、その後の調整も輸送も上手く行き、心配していた体も360キロ台に乗せて送り出せましたし、何とか…と思っていたのですが、結果を出すことができず誠に申し訳ございません」(尾関師)400キロ弱のコンパクトな馬体の持ち主ということもあり、じっくりと時間をかけて育成がなされ、2歳9月に初めてトレセンへ入厩しました。順調にゲート試験をこなし、少しでも力をつけるべく放牧先のNF天栄で2ヶ月ほど乗り込んだうえで年内デビューを果たしました。それなり動けていましたし、使い減りすることも考えられたことから初戦が大きなポイントになると捉えていたのですが、内枠スタートで終始包まれてしまい、伸びる格好を見せたものの残念ながら脚を余すような形で悔しい敗戦となりました。何とかいい形で次走へ向かい好走できればと思っていたのですが、2戦目は流れに乗れず、非力な面を考慮して平たんコースの新潟へ向かった3戦目も良さが見られないまま終わってしまいました。4戦目となった今回は、最後の手ということでブリンカーを着用し、距離を短縮して気持ちを出して変化を見ることができないかと考えたのですが、残念ながら思うような結果を残すことができませんでした。成長を図っていきたいと間を取りながら使ってきたのですが思うような成長を見ることができず、残念ながら未勝利戦が終了となってしまいましたので、尾関知人調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。
(公式情報はキャロットクラブ様より転載の許可を頂いております)
さすがに小さすぎました。募集時に412キロだった馬体が出走時に360キロ台に減ることは想定できませんでした。小さい体でよく頑張ってくれました。良血ですのでなんとか繁殖牝馬になれることを祈ります。
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