ラルワースコーヴ、引退。

2020-09-06 18:51:00 | 出資馬近況
  • 20/9/6 引退
  • 6日の新潟競馬ではスタートは出るものの行き脚がつかず後方からの競馬。腹をくくって直線勝負に挑んだが、ジリジリとした伸びに留まり12着。「ジョッキーは前回と変わりないと思ってくれましたが、この中間の様子から正直状態はさがっていたので、何とか堪えてほしいという気持ちでいました。体自体は減らすことなく送り出せましたし、外枠スタートだったので何とかうまく流れに乗ってくれればと思っていたのですが、スタート後にスッと加速できず後方からになってしまいましたね…。スタート自体は出ている方だと思うのですが、加速が思うようにいかなかったあたりを見るとやはりしんどさが出てきていて影響したのだろうなと思えます。強烈な差し脚を使うタイプではないだけにあの位置からになった時点で厳しいことは覚悟しましたが、やはりジリジリと伸びるだけに留まってしまいました。以前から体質面の弱さが目立ち、ゲート時もそうですけれど再入厩した時も抵抗力がないため、ちょっと疲れが溜まってくると傷をつくってそこから体調に影響を及ぼしやすく、なかなか上手く行きませんでした。前走時にようやく良くなってきたと思えるようになっていたのですが、この馬にとっては正直時間がなさ過ぎました。もっと時間をかけられれば違った可能性はあるのですが、そういっても未勝利期間内に何とかしなければいけなかっただけに、会員の皆様の期待に応えられなかったことをとても悔しく、そして、大変申し訳なく思っています」(田中博師)育成時代から体質面の弱さが垣間見られ、全体的な硬さが出やすく、また、トモの筋肉に痛みを抱えたこともあり、時間をかけて態勢を整えられ、トレセンへ移動できたのは2歳の秋でした。最初は比較的フレッシュな状態だったのですが、ゲートの取り組みだけでコンディションがさがってきて、脚元の腫れが出て体調を崩し、体力のなさが見られる状況にありましたので、デビューへ向けて時間をかけて調整にあたっていました。それでも、年明けのデビュー間際で再度体質面の弱さが出て仕切り直しを余儀なくされたこともあり、ようやく実戦へ向かえたのは3歳6月の下旬でした。初戦では最後まで伸びようとする格好を見せ、光を見いだせたものの、2戦目では見せ場なく敗退してしまいました。その後に仕切り直しを図ったところ、ようやく体のこなしが柔らかくなってきて成長が見られるようになってきて3戦目にして初めて芝のレースへ向かってみたところ、タイム差なしの2着と大きく前進を見せてくれました。最後のチャンスに賭けて未勝利最終週のレースへ向かったのですが、短期間では前走時の激走の疲れが癒えなかったか、好パフォーマンスを発揮することはできず、勝ちあがることはできませんでした。良くなってきたところではありますが、未勝利戦が終了したことに伴い田中博康調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。

(公式情報はキャロットクラブ様より転載の許可を頂いております)

体質が弱くて難しい中、頑張ってくれました。未勝利で2着しましたので、能力がなかったわけではないことを示せたのが良かったと思います。お疲れ様でした。

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