ハードコアBL 紀勢さん

僕の友人であり、我が楽団の作詞担当でもある紀勢やう子さん(33)。
唐突だが、紀勢さんはバツイチだ。
僕も本日、唐突にその事実を知り、動揺している。
しかも、相手は外人だ。ドイツ人だ。
馴れ初めは聞けなかったが、離婚の原因はダンナの浮気だ。
しかも、相手はナイジェリア系ヨルバ人の黒人男性だったそうだ。
なぜ、ナイジェリア系ヨルバ人だと分かったかというと、浮気が発覚し、元ダンナを問い詰めていく際、紀勢さんが「黒人」という表現をした。すると、元ダンナが
『「黒人」という表現で一般化するのは差別的である。オレはやう子をイエローだなんて他人に決して紹介しない。オレの彼は「ナイジェリア系ヨルバ人」なのだ』
と、変な所で逆ギレされたからだと言う。
僕はその驚愕の事実の連打に軽く目眩がした。

中世日本では弥次喜多然り、男色は割と一般的であり、織田信長に至っては「弥助」と呼ばれるアフリカから来た黒人男性と肉体関係があったらしい、ということは知っていたさすがの暦女、紀勢さんだが、
いざ現場に立ち会うと、なんとも言えない嫌ーな気分になったとのこと。
それは、まじでなんとも言えない、ホントに複雑な気分で今でも気持ちの整理がつかないそうだ。
弥次（左） 喜多（右）


紀勢さんは、
子どもの頃、公園とかで瀕死のミミズやバッタに群がるアリの様子を、やさしいアリさん達がムシを介抱していると、思っていたそうな。
でも、実は捕食していることを知ったとき、なんとも言えない嫌ーな気分になった。あのときの気分に似ている。そうな。
以来、アリとはなんとなくよそよそしく付き合うようになった。そうな。
ゲイともよそよそしく付き合わざるを得ない、、文化的な要因で形成された後天的な偏見だったとしても。
同性愛には特に異論は無いのだけど、、
とのこと。

あの一件以来、紀勢さんの心の片隅にある「宮崎駿のアニメ程度では分かりっこない、生命の根幹に関わるなんかもやもやしたもの」が少し膨らんだ。とのこと。

僕はどちらも経験したこたないので、
どうにも共感できない、というか、わからない、のだが、
兎に角彼女はそう感じたそうな。




★★★ワイルドシンク楽団の８月、９月の予定★★★
●8月14日 土曜日
「竜宮の使い」Vol.6
＠ Day Dreamer's Deck@鎌倉材木座海岸
14:00～

●9月3日 土曜日
「MILD THINK」Vol.2
＠ JIVE@立川
19:00～

詳しくは。クリック