トゥーシャイシャイガール紀勢やう子さん

僕の友人であり、我が楽団の作詞担当でもある紀勢やう子さん(33)。代々江戸っ子の紀勢さんは異常にシャイだ。

その異常ぶりを挙げると、
・自販機でジュースを買う様子を見られると恥ずかしがる
・靴下の柄を見られるのを恥ずかしがる
・写真を撮られるのを恥ずかしがるし、撮るのも恥ずかしがる
・走っているのを見られるのを恥ずかしがる
・語学堪能なのだか、外人と話しているとこを見られるのを恥ずかしがる
・ストローを使い飲料を飲む様子を見られるのを恥ずかしがる
・携帯電話で話している様子を見られるのを恥ずかしがる
・じゃんけんをするのを恥ずかしがる

などなど、、

さらには花見を恥ずかしいという理由でバックれた程である。

しかし、その行為がコミュニケーション不全であるとか、ネガティブな印象は不思議と全く無い。

なぜそんなことで、恥ずかしがるのか、理由は未だ不明だが、
頬を赤らめはにかみながら「ちょっとそればっかしはやめつくれよ」と言う紀勢さんの様子は全く板についており、とても粋だ。

会話中に唐突に恥じらいの琴線に触れ、しかもその粋で異常な様子をからかうと口を聞いてくれなくなるので、注意が必要だ。


しかし、大小はさておき、江戸っ子たるもの元来恥ずかしがり屋であるものらしい。と、僕は実感するのである。