話しことばの誤用例をさらに追加してみる。
若年層にまれに使われる「違かった」はどう考えるべきか。
動詞「違う」の語幹「ちが」に形容詞の連用形「かっ」と付属語「た」とが結びついたものであり、動詞の語幹に形容詞の活用語尾が連接する点で誤用とされる言い方。
状態を表す動詞「違う」を巡る誤用を比べると「違くない」より「違かった」のほうが語法上の破格の度合はより少なく感受される。どうだろうか。
若年層にまれに使われる「違かった」はどう考えるべきか。
動詞「違う」の語幹「ちが」に形容詞の連用形「かっ」と付属語「た」とが結びついたものであり、動詞の語幹に形容詞の活用語尾が連接する点で誤用とされる言い方。
状態を表す動詞「違う」を巡る誤用を比べると「違くない」より「違かった」のほうが語法上の破格の度合はより少なく感受される。どうだろうか。